今冬のミラン復帰が消滅したイブラヒモビッチ photo/Getty Images

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ACミランのスポーツディレクター(SD)を務めるレオナルド氏が、今冬の獲得が噂されている2人のレジェンド選手について言及した。

まず1人目は、かつて同クラブに所属し、2010-11シーズンのセリエA優勝に貢献した元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチだ。現在はアメリカを戦いの舞台にしている同選手だが、ミラン復帰が間近に迫っていると複数のメディアが報じていた。しかし、伊『sky sport』のインタビューに応じたレオナルドSDは「イブラヒモビッチはミランに戻ってこないだろう。彼がLAギャラクシーとの契約を更新すると伝えてきたよ」と述べた。

そして「我々が彼の復帰を考えていたのは事実だし、、彼もそれについて検討していた。でも約束どおりMLSに残ることになったよ。彼は条件さえ満たせば、LAギャラクシーに残ると当初から言っていたからね。実現すれば素晴らしい物語になっていただろうし、強いシグナルもあったんだが、それは叶わなくなってしまった」と明かしている。

そして2人目は、今冬のメインターゲットとされる元スペイン代表MFセスク・ファブレガスだ。ルーカス・ビリアやジャコモ・ボナヴェントゥーラといった主力MFが相次いで負傷離脱したことで、ミランはチェルシーで思うような出場機会を得られていないこの天才パサーに白羽の矢を立てた。

同選手については「我々はあらゆる可能性を考慮して動いている。ただ全てがうまくいっている訳ではなく、まだ条件面を模索している。FFP(ファイナンシャル・フェア・プレイ)の処分もあるかもしれないので、それが決まればどう動くかわかるでしょう。ただ、残念ながらあまりよくはない。移籍市場で確実に動く予定ではいるが、慎重に行うつもりだ。FFP問題に関して少し待って、我々が実際に何ができるかを理解する必要があるからね」とコメントしている。