シャープがプレミアムコンパクトスマホ「AQUOS R2 compact」を発表!

シャープは15日、都内にて『スマートフォン「AQUOS R2」コンパクトモデル新製品発表会』を開催し、同社の「AQUOS」シリーズのスマートフォン(スマホ)におけるフラッグシップモデル「AQUOS R2」に新たに“プレミアムコンパクト”スマホ「AQUOS R2 compact」を発表しています。

発売時期は2019年春を予定しており、販路もすでにSoftBank向けが2019年1月中旬以降に発売されることが発表されています。また前機種「AQUOS R compact」と同様にauやSIMフリーで販売される可能性もあり、シャープではSIMフリー版の販売を検討しているということです。なお、販路や発売日、価格は順次発表される見込み。


AQUOS R2 compactはシャープの新しいフラッグシップコンパクトスマホシリーズで、AQUOS R compactと同じく液晶パネルの形状を自由に形成できる「IGZOフリーフォームディスプレイ」を搭載したことによって実現した丸みのある形状の「EDGEST fit」を採用しています。

また、AQUOS R compactは画面のアスペクト比が9:17と若干縦長だった約4.9インチFHD+(1080×2032ドット)ハイスピード液晶だったのに対し、AQUOS R2 compactではより縦長になって主流のアスペクト比9:18の約5.2インチFHD+(1080×2280ドット)ハイスピード液晶に大画面化しています。


一方でディスプレイの周りの縁(ベゼル)をさらに細くした狭額縁デザインとなり、横幅はAQUOS R compactの66mmから64mmになり、片手にフィットして持ちやすさを向上しているほか、片手操作がよりしやすくなっているとのこと。サイズは約131×64×9.3mm、質量は約135g(ともに暫定値)。

機種AQUOS R2 compactAQUOS R compact
画面5.2型FHD+
1080×2280ドット
9:18
ハイスピードIGZO液晶
4.9型FHD+
1080×2032ドット
9:17
ハイスピードIGZO液晶
大きさ131×64×9.3mm132×66×9.6mm
重さ135g140g
SoCS845S660
RAM4GB3GB
ストレージ64GB32GB
microSDXCXC


さらにディスプレイの上部中央だけでなく下部中央にも切り欠き(いわゆる「ノッチ」)がある“ダブルノッチ”を採用し、上部にフロントカメラを搭載したことで自然な目線での自撮りも可能で、広角23mm相当(35mm換算)のF2.2レンズと約800万画素裏面照射型CMOSセンサーを搭載。

また下部のノッチ部分には指紋センサーを兼ねたホームキーが半分程度収めされており、ホームボタンのほか、左右になぞることで戻るボタンや履歴ボタンの機能を割り当てられるようになっています。また画面上に表示しているホームなどのソフトウェアナビゲーションボタンを非表示にすることも可能。

なお、画面のハイスピードIGZOは倍速120Hz駆動で「バーチャルHDR」、高画質化技術「リッチカラーテクノロジーモバイル」をサポート。また、Dolby AtomosやDolby Vision、HDR 10、HLG、VP9、YouTube HDRなどにも対応。

本体は前面が2.5D強化ガラス「Gorilla Glass 3」(Corning製)、背面はポリカーボネート-アクリル樹脂ハイブリッド材、側面はアルミフレームを採用。本体カラーはベースカラーとしてディープホワイトおよびピュラブラックの2色に加え、SoftBankではスモーキーグリーンの3色展開。



リアカメラは広角22mm相当(35mm換算)のF1.9レンズと約2260万画素センサーで、像面位相差オートフォーカス(PDAF)およびコントラストAFによるハイスピードAFに対応し、光学手ブレ補正(OIS)および電子手ぶれ補正(EIS)には対応。

電池容量は2500mAhバッテリー(取外不可)で、充電・外部端子はUSB Type-Cとなっており、USB PDに準拠した急速充電に対応。防水(IPX5およびIPX8準拠)および防塵(IP6X準拠)のほか、おサイフケータイ(FeliCa)や指紋認証、顔認証、ハイレゾ音源、、緊急速報メール、3.5mmイヤホンマイク端子などに対応。赤外線やワンセグ・フルセグには非対応。


チップセット(SoC)は10nmプロセスで製造された64bit対応のQualcomm製「Snapdragon 845(SDM845)」(オクタコアCPU「2.6GHz×4+1.7GHz×4」、GPU「Adreno 512」)、内蔵メモリー(RAM)は4GB LPDDR4X、内蔵ストレージは64GB、外部ストレージはmicroSDXCカードスロット(最大512GB対応)。

通信機能はIEEE802.11a/b/g/n/ac準拠の無線LAN(Wi-Fi)およびBluetooth 5.0、位置情報取得(A-GPS・GLONASS・Galileo・BeiDou・QZSS/みちびき)のほか、2G(GSM方式)および3G(W-CDMA方式)、4G(LTE方式)に対応した携帯電話ネットワークに対応し、SIMカードはnanoSIMカードスロット(4FF)が1つのシングルSIMに。なお、SoftBank回線ではMU-MIMOやVoLTE(HD+)に対応し、下り最大676Mbpsとなっています。

OSはAndroid 9(開発コード名:Pie)で、最大2年間のOSバージョンアップとセキュリティーパッチの提供を保証。エモパーVer.9.0やのぞき見ブロック、かんたんモード、リラックスビュー、リラックスオート、インテリジェントチャージ、グローブモード、インテリジェントチャージ、S-Shoin 2.4などに対応。


動画リンク:https://youtu.be/FTsKJwcGXjw


シャープのフラッグシップスマホのカテゴリー。なお、別途、発表会におけるAQUOS R2 compactの実機レポートを掲載予定


記事執筆:memn0ck


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