アーティストの坂本美雨がお届けするTOKYO FM「坂本美雨のディアフレンズ」に、野宮真貴さんが登場。10月31日(水)にリリースした「野宮真貴、渋谷系を歌う。」シリーズの初のベストアルバム『野宮真貴 渋谷系ソングブック』について語りました。
(アーティストの坂本美雨がパーソナリティをつとめるTOKYO FM「坂本美雨のディアフレンズ」2018年11月12日(月)放送より)


野宮真貴さん(左)と、番組パーソナリティの坂本美雨(右)



坂本:野宮真貴さんといえば、やはり渋谷系ですけど、「野宮真貴、渋谷系を歌う。」シリーズのベスト盤が、10月31日(水)にリリースになりました。タイトルは『野宮真貴 渋谷系ソングブック』。渋谷系の広辞苑のようなものでしょうか?

野宮:そうですね。もう5枚、『フレンチ渋谷系を歌う。』とか『ホリデイ渋谷系を歌う。』とか、シリーズでいろんなテーマを決めてやってきたんですけど、今回はそのベスト盤を出そうということで。もうギュギュッと、これぞ渋谷系という歌を集めて選曲しました。

坂本:どうやって選曲されたんですか?

野宮:やっぱりファンに人気がある曲とか、私が好きな曲もありますし。あとは、いろんなゲストが参加しているので、そういったゲストとデュエットしている曲とかを中心に選びました。

坂本:渋谷系ってやっぱり、音楽的なジャンルだけではもちろんなくて、ひとつのカルチャーですし、真貴さんたちのまわりの友人たちのネットワークもそこに表れているというか。

野宮:そうですね。5年前に「渋谷系を21世紀の新しいスタンダードナンバーとして歌い継ぐ」と宣言してから、5枚アルバムを出したんですけど、いろんな方と繋がりができて、90年代にはあまり横の繋がりがなくてお会いできなかった渋谷系って呼ばれていた方とも一緒にコラボできたりとかね。すごく広がりましたね。

坂本:たとえば、新しい出会いってどんな方だったんですか?

野宮:今は毎週会ってるんですけど、カジヒデキくんとか。彼は最後の渋谷系と呼ばれていた人なんですけれど、当時は本当にお会いする機会がなくて。

坂本:意外ですよね。

野宮:そうなんですよね。今は一緒にラジオをやったりとか毎週会ったりとか、お互いのレコーディングに参加したりすることもありますし。あとは、横山剣さんは同じ歳でデビューの年も一緒で以前からご一緒してたんですけど。鈴木雅之さんは、お互いに芸歴も長くて、あちらがちょっと先輩ですけれど……でも、全然会ったことがなくて接点がなかったんですね。でも、よくよく考えると私も「渋谷で5時」っていう曲を歌っていて。あれはマーチンさん(鈴木雅之さん)が作曲しているんですけど、やっぱりあの曲も90年代に生まれて。その当時の渋谷系っていうムーブメントを意識して作ったとおっしゃってました(笑)。

坂本:そうなんですね(笑)。

野宮:そんなマーチンさんと一緒に共演できたりとか、あとは海外だと、先日来日してましたけど、スウィング・アウト・シスターのコリーン(・ドリューリー)と一緒に歌ったり、パリの渋谷系と言われているクレモンティーヌと歌ったり。いろいろと実現していくので楽しいですね。

坂本:同じ時代を生きてきてパラレルが交差するのっていうのは、すごく面白いですよね。お互いの歴史がありつつの今という。

野宮真貴さんの「野宮真貴、渋谷系を歌う。」シリーズの初のベスト盤『野宮真貴 渋谷系ソングブック』は、現在発売中です。詳細は、ユニバーサル ミュージックジャパンの野宮真貴さんのオフィシャルページ https://www.universal-music.co.jp/nomiya-maki/をご覧ください。

11月13日(火)のゲストは、月に吠える。の大森南朋さん、塚本史朗さんです。毎回、多彩なゲストとの楽しいトークや素敵な音楽をお届けします。


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〈番組概要〉
番組名:坂本美雨のディアフレンズ
放送エリア:TOKYO FMをはじめとする、JFN全国38局ネット
放送日時:毎週月〜木曜11:00〜11:30
パーソナリティ:坂本美雨
番組Webサイト: http://www.tfm.co.jp/dear/