米軍の強襲揚陸艦「ワスプ」から発艦する岩国基地(山口県)配備の最新鋭ステルス戦闘機F35B=3月23日、沖縄県東方沖のフィリピン海

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 【ワシントン時事】米国防総省は11日、先月下旬に米南部サウスカロライナ州で起きた最新鋭ステルス戦闘機F35の墜落事故を受け、国内外に展開する全てのF35の運用を一時停止すると発表した。

 初期調査の結果、エンジンの燃料管に不具合がある可能性が見つかったため、全機体の検査を実施する。

 声明によると、検査は今後24〜48時間以内に行われ、問題が見つかった機体については燃料管を交換するなどの措置を取る。「問題がない機体はこれまで通り運用する」という。

 F35は米国など9カ国が共同開発した「第5世代機」で、高いステルス機能を持つ。先月28日に墜落したF35Bは海兵隊仕様の機体で、短距離離陸と垂直着陸が可能。F35Bは米軍岩国基地(山口県)にも配備されたほか、佐世保基地(長崎県)を拠点とする米海軍の強襲揚陸艦「ワスプ」でも運用されている。