デビュー40周年、薬師丸ひろ子が語る「高倉健」と「歌」への想い
アーティストの坂本美雨がお届けするTOKYO FM「坂本美雨のディアフレンズ」に、薬師丸ひろ子さんが登場。映画「野生の証明」の女優デビューから今年で40周年を迎えた薬師丸さんが、デビュー当時の思い出や、20年ぶりに発売したオリジナル・アルバム『エトワール』について語りました。
（アーティストの坂本美雨がパーソナリティをつとめるTOKYO FM「坂本美雨のディアフレンズ」2018年8月13日（月）放送より）
坂本：前回この番組にいらしたときは、歌手デビュー35周年というタイミングだったんですよね。今年は薬師丸ひろ子さんが、デビューをされてから40周年という。
薬師丸：そうなんですね、もう（笑）。
坂本：おめでとうございます。
薬師丸：ありがとうございます（笑）。
坂本：デビューは1978年でしたけれども。
薬師丸：はい。高倉健さんが主演でいらした『野生の証明』という映画でデビューしました。
坂本：高倉健さんと、いきなりご一緒するという。
薬師丸：そうなんです。だから最初の作品で、本当に最高のものを、いろんなものを見せていただいて。それは仕事と向かい合う俳優としての高倉さんの素晴らしさ……みんなの憧れでお手本である方とご一緒させていただいて。当時、私は13歳でしたけれども、こんなに素敵な大人がいるんだなと思って、本当に憧れました。
坂本：13歳というとまだ少女の部分があったり、芸能界への憧れや女優さんへの憧れというのもあったと思うんですけど。実際に現場に飛び込んでみて、ギャップのようなものを感じられましたか。
薬師丸：そうですね。それまで本当になんにもやったことがなくて、いきなり映画の現場に入ってしまい、夢見るも何も、考えたこともなかったので。いろんな事情でいきなりそこに行ってしまって（笑）。そんな中、高倉さんが撮影の期間中も、朝に昼に晩にすべてご飯をご一緒してくださって。なんでしょうか、お父さんと言ったら失礼というか違うと思うんですけども、どう思ってそうしてくださったのかは、よくわからないんです。でも、たった1作しか共演させていただいてないんですけれども、お亡くなりになるまで、ずっと気にかけていただいて。今、自分たちがそんな世代になって、そういうふうに若い俳優さんとかデビューして間もない方に気持ちを寄せてということができるのかな、また、何かそういうことがあれば誰かを見守っていきたいな、という気持ちはあります。“いろんな局面に出会うことがあるけれども、支えていくことができる年齢になったらそうしていきなさい”ということを教えてもらったのかも、と思ったりもしますね（後略）。
（中略）
坂本：薬師丸ひろ子さん、なんと20年ぶりとなるオリジナル・アルバムを発表されました。カバーアルバムではずっと歌声を聴かせていただいてましたけれども、すべてオリジナル曲ということで『エトワール』というアルバムが5月に発売されています。20年ぶりということで、どんなアルバムにしようと意気込んでしまうこともあったと思うんですけど、どのような姿勢で臨まれたんでしょうか。
薬師丸：やはり最近はライブを続けてやらせていただいていることで、自分の歌を聴いてくださる方々が目の前にいてくださったことによって、“こういう歌を届けよう”ということが少し明確になって。それまでは、恋の歌というのでもないだろうし、誰に向けて作っていいのかなということが非常に漠然としていたんですけれども、ライブでお客さま方のお顔を見ていたら、自分と同世代の方が多いということもあって、思っていること、今考えていること、そしてこれからの人生とか、ちょっと過去を振り返ってみたりとか、もしかしたらそういう着眼点でみなさんに言葉が届くのかもしれないと思ったことが、ようやく今オリジナルのアルバムを作ろうという気持ちに繋がったんだと思います。
薬師丸ひろ子さんの20年ぶりのオリジナル・アルバム『エトワール』は、現在発売中。また、8月22日（水）には『薬師丸ひろ子コンサート 2018』Blu-ray＆DVDが発売されます。詳細はビクターエンタテインメント内の薬師丸ひろ子さんの公式ページ https://www.jvcmusic.co.jp/-/Artist/A008188.htmlをご覧ください。
8月15日（水）のゲストは、夜の本気ダンスです。毎回、多彩なゲストとの楽しいトークや素敵な音楽をお届けします。
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【▷▷この記事の放送回をradikoタイムフリーで聴く◁◁】 http://www.tfm.co.jp/link.php?id=7095
聴取期限 2018年8月21日（火）AM 4:59 まで
スマートフォンは「radiko」アプリ（無料）が必要です。⇒詳しくはコチラ http://www.tfm.co.jp/timefree_pr/）
※放送エリア外の方は、プレミアム会員の登録でご利用頂けます。
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〈番組概要〉
番組名：坂本美雨のディアフレンズ
放送エリア：TOKYO FMをはじめとする、JFN全国38局ネット
放送日時：毎週月〜木曜11：00〜11：30
パーソナリティ：坂本美雨
番組Webサイト： http://www.tfm.co.jp/dear/
（アーティストの坂本美雨がパーソナリティをつとめるTOKYO FM「坂本美雨のディアフレンズ」2018年8月13日（月）放送より）
坂本：前回この番組にいらしたときは、歌手デビュー35周年というタイミングだったんですよね。今年は薬師丸ひろ子さんが、デビューをされてから40周年という。
薬師丸：そうなんですね、もう（笑）。
坂本：おめでとうございます。
薬師丸：ありがとうございます（笑）。
坂本：デビューは1978年でしたけれども。
薬師丸：はい。高倉健さんが主演でいらした『野生の証明』という映画でデビューしました。
坂本：高倉健さんと、いきなりご一緒するという。
薬師丸：そうなんです。だから最初の作品で、本当に最高のものを、いろんなものを見せていただいて。それは仕事と向かい合う俳優としての高倉さんの素晴らしさ……みんなの憧れでお手本である方とご一緒させていただいて。当時、私は13歳でしたけれども、こんなに素敵な大人がいるんだなと思って、本当に憧れました。
坂本：13歳というとまだ少女の部分があったり、芸能界への憧れや女優さんへの憧れというのもあったと思うんですけど。実際に現場に飛び込んでみて、ギャップのようなものを感じられましたか。
薬師丸：そうですね。それまで本当になんにもやったことがなくて、いきなり映画の現場に入ってしまい、夢見るも何も、考えたこともなかったので。いろんな事情でいきなりそこに行ってしまって（笑）。そんな中、高倉さんが撮影の期間中も、朝に昼に晩にすべてご飯をご一緒してくださって。なんでしょうか、お父さんと言ったら失礼というか違うと思うんですけども、どう思ってそうしてくださったのかは、よくわからないんです。でも、たった1作しか共演させていただいてないんですけれども、お亡くなりになるまで、ずっと気にかけていただいて。今、自分たちがそんな世代になって、そういうふうに若い俳優さんとかデビューして間もない方に気持ちを寄せてということができるのかな、また、何かそういうことがあれば誰かを見守っていきたいな、という気持ちはあります。“いろんな局面に出会うことがあるけれども、支えていくことができる年齢になったらそうしていきなさい”ということを教えてもらったのかも、と思ったりもしますね（後略）。
（中略）
坂本：薬師丸ひろ子さん、なんと20年ぶりとなるオリジナル・アルバムを発表されました。カバーアルバムではずっと歌声を聴かせていただいてましたけれども、すべてオリジナル曲ということで『エトワール』というアルバムが5月に発売されています。20年ぶりということで、どんなアルバムにしようと意気込んでしまうこともあったと思うんですけど、どのような姿勢で臨まれたんでしょうか。
薬師丸：やはり最近はライブを続けてやらせていただいていることで、自分の歌を聴いてくださる方々が目の前にいてくださったことによって、“こういう歌を届けよう”ということが少し明確になって。それまでは、恋の歌というのでもないだろうし、誰に向けて作っていいのかなということが非常に漠然としていたんですけれども、ライブでお客さま方のお顔を見ていたら、自分と同世代の方が多いということもあって、思っていること、今考えていること、そしてこれからの人生とか、ちょっと過去を振り返ってみたりとか、もしかしたらそういう着眼点でみなさんに言葉が届くのかもしれないと思ったことが、ようやく今オリジナルのアルバムを作ろうという気持ちに繋がったんだと思います。
薬師丸ひろ子さんの20年ぶりのオリジナル・アルバム『エトワール』は、現在発売中。また、8月22日（水）には『薬師丸ひろ子コンサート 2018』Blu-ray＆DVDが発売されます。詳細はビクターエンタテインメント内の薬師丸ひろ子さんの公式ページ https://www.jvcmusic.co.jp/-/Artist/A008188.htmlをご覧ください。
8月15日（水）のゲストは、夜の本気ダンスです。毎回、多彩なゲストとの楽しいトークや素敵な音楽をお届けします。
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聴取期限 2018年8月21日（火）AM 4:59 まで
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番組名：坂本美雨のディアフレンズ
放送エリア：TOKYO FMをはじめとする、JFN全国38局ネット
放送日時：毎週月〜木曜11：00〜11：30
パーソナリティ：坂本美雨
番組Webサイト： http://www.tfm.co.jp/dear/
