名古屋への加入が決まった前田。今季はJ2の松本でプレーしていた。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

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 名古屋は7月19日、松本から前田直輝を完全移籍で獲得したと発表した。
 
 リーグ最下位に沈む名古屋はロシア・ワールドカップによる中断期間には、柏から中谷進之介、FC東京から丸山祐市、川崎からエドゥアルド・ネットを獲得。積極的な補強を見せるなか、前田はこの夏の4人目の新戦力となった。
 
 東京Vの下部組織出身の前田は、2012年に東京Vでプロデビューし、2015年には松本、2016、2017年は横浜でプレー。ドリブル突破を得意とするアタッカーで、今季から復帰したJ2の松本では、16試合・3ゴールの成績を残していた。
 
 名古屋は前日の浦和戦に1-3で敗れ、依然、最下位と苦しい状況が続くが、新戦力を活かして巻き返せるか注目されている。
 
 前田は松本の公式サイトで以下のようにコメント。
 
「半年と短い期間でしたが、本当にありがとうございました。なかなか期待に応えるパフォーマンスが出せていないときでも、いつも温かく応援してくださり本当に感謝しています。
 
このようなタイミングでの移籍で色々な事を思われると思いますが、今後も温かく見守っていただけたら嬉しいです。ありがとうございました」
 
 また名古屋の公式サイトでは以下のように意気込みを語っている。
 
「初めまして。前田直輝です。名古屋グランパスという伝統あるクラブに声をかけていただいて嬉しく思います。少しでも早く風間監督はじめ、グランパスが目指してるサッカーを理解し、チームに貢献できるように頑張ります」