【速報】ナダル 2日間の激闘の末敗れる。ジョコが3年振り4回目の優勝がかかる決勝へ[ウィンブルドン]

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「ウィンブルドン」(イギリス・ロンドン/7月2〜15日/芝コート)の大会12日目、男子シングルス準決勝で第2シードのラファエル・ナダル(スペイン)が第12シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)と対戦。第5セットは8-10でジョコビッチに取られ、ナダルは4-6、6-3、6(9)-7、6-3、8-10とフルセットの末にジョコビッチに敗れた。試合時間は5時間14分。

勝利したジョコビッチは3年振り4回目の優勝をかけ、明日行われる決勝でケビン・アンダーソン(南アフリカ)と対戦する。アンダーソンはジョン・イズナー(アメリカ)との6時間36分にわたる「ウィンブルドン」史上2番目に長い準決勝を制しての勝ち上がり。

決勝進出をかけた最後のセットはジョコビッチのサービスから始まった。第4セットとはうって変わって、お互いにキープの展開が続いた。

動きがあったのは第8ゲーム。ポイント40-30としたところでラリーの末にナダルのショットがアウトとなり、続くプレーでもラリーでジョコビッチにブレークポイントを握られてしまった。しかしここを気迫のプレーでしのぎきる。

続く第9ゲームで今度はナダルが15-40と2本のブレークポイントを握るも、ジョコビッチにしのがれてしまう。

このセットはお互いブレークできず、試合は2ゲーム差がつくまで勝負が決まらないアドバンテージセットの戦いまでもつれ込んだ。

ゲームカウント7-7で迎えた第15ゲームでジョコビッチがダブルフォルトを犯し、ナダルに2本のブレークポイントが訪れる。デュースでも粘ったが合計3本のブレークポイントをしのがれてキープされてしまった。

そして第16ゲーム、ゲームカウント7-8としたところで30-40とジョコビッチにマッチポイントを握られてしまったナダルは、ここをしのいでデュースに持ち込んでキープ、ゲームカウント8-8とした。

そして第18ゲームでジョコビッチに0-30とリードされると、続くラリーでナダルが芝に足を取られ転倒してしまう。3本のマッチポイントを握られると、続くポイントでナダルのショットがアウトになってしまい、第5セットを8-10で取られ敗れた。

テニスデイリー編集部)

※写真はジョコビッチとの死闘を演じたナダル
(Photo by Julian Finney/Getty Images)