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エン・ジャパンは6月28日、転職コンサルトを対象とした「転職が難しい人」に関する調査結果を発表した。調査期間は2018年6月7〜18日、調査対象は「ミドルの転職」を利用する転職コンサルタントで、有効回答は122人。

面談を行った人のうち「転職が難しい」と思う人は全体の何割ほどいるか尋ねたところ、59%が「3割以上」と回答。過半数のコンサルタントが面談した3人に1人は転職すべきではないと考えていることが明らかになった。

転職が難しいと思う理由を聞くと、1位は「本人希望と転職市場での市場価値にギャップ」(72%)で、約8割が「希望年収と相場年収のギャップ」を挙げた。コンサルタントからは「一般的な給与水準が分からず、高い希望年収を提示してくる」といった声が多く寄せられたという。

2位は「転職回数が多い」(64%)。多いと感じる転職回数は、「4回」が46%、「3回」が28%、「5回」が23%と続き、3回以上だと多いと感じることがわかった。3位は「人柄が転職に向かない」(40%)。具体的には、「他責傾向がある」(74%)、「謙虚な姿勢に欠ける」(70%)などのケースが挙げられた。

自身が「転職が難しい」状況かどうかを見極めるには何をすればいいか質問したところ、「転職によって解決したい課題を整理する(なぜ転職したいのか、を今一度ふりかえってみる)」(57%)、「キャリアの棚卸しを行い、キャリアプランを見直す」(54%)、「コンサルタントにキャリア相談を持ちかける」(53%)が上位3位にランクインした。