モナコがチェルシーのD・ルイス獲得か…鍵はテクニカル・ディレクター?

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 モナコが、チェルシーに所属するブラジル代表DFダヴィド・ルイスの獲得を狙っているようだ。30日、フランス紙『Le 10 Sports』が報じている。

 D・ルイスは、2016年夏の移籍市場で最終日にパリ・サンジェルマンからチェルシーに電撃復帰。昨シーズンはコンテ監督の下でプレミアリーグ優勝に大きく貢献したが、今シーズンここまで公式戦17試合の出場にとどまっている。チェルシーを率いるアントニオ・コンテ監督との確執が報じられていることやヒザの負傷の影響もあり、同クラブで居心地の悪さを感じていると同紙は伝えている。

 この状況を受け、モナコが同選手の獲得を目指しているようだ。モナコは昨シーズンチャンピオンズリーグでベスト4に進出。リーグ・アンでは5連覇を狙うパリ・サンジェルマンを抑え17年ぶりに優勝するなど大躍進を果たした。しかし、今シーズンはフランス代表FWキリアン・ムバッペや同代表DFバンジャマン・メンディら主力選手の引き抜きにあい、パリ・サンジェルマンに優勝を譲ってしまった。

 昨年まで10年間チェルシーでテクニカル・ディレクター(TD)を務めたマイケル・エメナロ氏が同クラブのTDに就任しており、このことも後押しになっているようだ。コンテ監督が今シーズン限りで退任するとも報じられている中、D・ルイスの去就に注目が集まっている。