FW中村敬斗(G大阪)が森保ジャパンに初招集された

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 日本サッカー協会(JFA)は19日、3月下旬にパラグアイで開催される4か国対抗の国際交流大会に出場する東京五輪世代のU-21日本代表メンバー変更を発表した。MF市丸瑞希(G大阪)が負傷のため辞退し、17歳のFW中村敬斗(G大阪)が参加する。

 2000年生まれの中村が“飛び級”で森保ジャパンに初招集されることになった。13日のメンバー発表会見で、森保一監督は「1997年生まれ、98年生まれの選手で今回は編成させて頂いた」と説明し、昨年5月に韓国で行われたU-20W杯メンバーで2001年生まれのFW久保建英(FC東京)は招集を見送られていたが、異例の選出となった。

 昨年10月、インドで行われたU-17W杯で日本代表チーム最多の4ゴールを記録。三菱養和SCユースから“飛び級”で今季G大阪に加入し、開幕から公式戦全6試合に出場。14日のルヴァン杯グループステージ第2節浦和戦(4-1)では約60mの独走から衝撃のプロ初ゴールを挙げ、評価を高めている。

 今大会には日本のほか、パラグアイ、チリ、ベネズエラのU-21代表チームが参加。4チーム総当たりのリーグ戦が行われ、日本は3月21日にチリ、23日にベネズエラ、25日にパラグアイと対戦する。