21日放送、毎日放送「戦え!スポーツ内閣」では、MCの武井壮とブラックマヨネーズ・小杉竜一、タレントの稲村亜美が、プロ野球のキャンプが行われている沖縄を取材した。

阪神タイガースのキャンプを訪れた稲村は、藤川球児を直撃。同じ沖縄でキャンプ中の中日ドラゴンズ・松坂大輔との秘話が明かされた。

「松坂世代」の藤川は、若いときは「各々がみんな頑張っているのに」「一人ずつ認めてもらえるように頑張ろう」と、ライバル心を燃やしていたという。ただ、現在は同じ沖縄キャンプ中で「3日に1回ぐらい一緒にいる」ほど近い存在だそうだ。

藤川は「たぶん一人で寂しい」松坂から食事に誘われ、すしやステーキを食べに行ったという。2月16日時点で、支払いはすべて藤川だったとのこと。「彼は沖縄初めてなのでゲスト、僕は17年間来ているので」と、何も言わずに松坂におごっていると明かした。

一方、武井と小杉の取材に対し、松坂も「球児はしょっちゅうご飯に行っています」とコメント。沖縄料理や焼き肉、鉄板焼きを食べに行き、最後は結局野球の話をしていると明かした。技術的なことだけでなく、お互いに体の話をしているという。

速球を武器に海を渡り、同じようにひじにメスを入れながら、現役の道を追い求め続ける37歳の松坂と藤川。松坂も「境遇が似ているというか、同じようにケガもして、手術もして、いろいろと似ている」と、藤川との絆に言及している。

同じセ・リーグで投げ合うことが「楽しみ」で、「元気で健康なまま投げてほしい」とエールを送っていた藤川は、松坂へのビデオメッセージで、「ご飯に行ったらどっちが(お金を)出そうか?」と冗談を飛ばしつつ、「くれぐれも体に気をつけて、お互い最高の38歳にしましょう」と呼びかけた。