発酵の時間を考慮して生地から作り始めるのがポイント

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寒くなると恋しくなる「肉まん」を手作りするのは難しいイメージがありますよね。しかし「ポリ袋」を使えば、手を汚さずに簡単に作ることが可能に。この冬は自家製の肉まんやあんまんを堪能してみませんか?

【写真】具も生地もポリ袋に入れてこねるだけ

 

■ ポリ袋フル活用で肉まんを作る

1月15日放送の「あさイチ」(NHK)では、家庭で作れる肉まんの作り方を紹介。MCの井ノ原快彦やゲストの塚地武雅は、「作ったことないですねぇ…」「肉まんはできたものを買いますよ」と口々に言い合いましたが、料理研究家の荻野恭子によるとポリ袋があれば家でも簡単に作れるそう。

荻野が考案したレシピでは、生地用と具用に2つのポリ袋を準備します。ポリ袋を使うと洗い物にかける手間や時間が大幅にカットできる上、袋の上からモミモミするだけで下ごしらえが完了。

作る際は発酵させる時間を考慮して、先に生地からとりかかるようにしてくださいね。また水っぽくなるのを防ぐため、具をこねる時は肉に調味料をなじませてから野菜を投入しましょう。

生地の発酵が終わったら具を包み、蒸し器などで蒸し上げれば完成です。出来上がった肉まんを試食した出演者たちは、「おいしい!」「生地がモチモチ」「お店で買ってこなくていいですね」と大満足していました。

視聴者からも、「なにこれ超簡単じゃん。作りたい!」「手作りなら皮とあんのバランスも自由自在だね」「子どもとも一緒にできそう」といった声が相次ぎ、興味をそそられた人も多いよう。

ちなみに同じ日の放送では自家製うどんの作り方も取り上げていたのですが、そちらでもポリ袋が大活躍。生地の材料を入れてポリ袋の上から揉むと水分が蒸発しにくいため、失敗しにくくなりますよ。

 

■ 関連レシピ「フライパンチャーシュー」

ここからはポリ袋を使った簡単肉料理をご紹介。

「フライパンチャーシュー」は、袋にしょうゆ、砂糖、酒を入れて揉み、筋切りした豚肉とねぎの青い部分、しょうがを入れます。

約10分おいたら汁けをきって肉をフライパンに並べて焼きましょう。焼き色がついたらペーパータオルで余分な脂をふき、残った漬け汁を加えて絡めれば完成。

ざく切りにして電子レンジで加熱し、塩、こしょう、ごま油で調味したキャベツを添えて盛りつけます。

袋に入れて10分おくことで味が染み込み、肉もしっとりやわらかに。手軽にチャーシューを食べたい時におすすめです。

 

■ 関連レシピ「とりもも肉のはちみつじょうゆマリネ」

「とりもも肉のはちみつじょうゆマリネ」は冷蔵庫で約3日間保存可能。はちみつ、しょうゆ、酒、おろししょうがを混ぜたら袋に入れ、とりもも肉を加えます。

軽く揉んだら空気を抜いて口を閉め、冷蔵庫で1時間以上おけばOK。オーブンやグリル、フライパンなど焼き方を変えれば食感にも違いが出るので、お好みの方法を探してみて。

ポリ袋は100円ショップでも手軽に買える便利アイテム。調理の際にも上手に使って時短につなげてみてくださいね。(レタスクラブニュース)