7日、米華字メディアの多維新聞は、中国政府が5日、国連の安全保障理事会の制裁決議に基づいて、北朝鮮に対する原油や石油製品などの輸出を制限すると発表したことを受け、北朝鮮国内では燃料価格が急騰し、広範かつ深刻な影響が出ていると伝えた。写真は中朝国境。

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2018年1月7日、米華字メディアの多維新聞は、中国政府が5日、国連の安全保障理事会の制裁決議に基づいて、北朝鮮に対する原油や石油製品などの輸出を制限すると発表したことを受け、北朝鮮国内では燃料価格が急騰し、広範かつ深刻な影響が出ていると伝えた。

記事が7日付のアジアプレスの報道を引用して伝えたところによると、北朝鮮国内では、ガソリン価格が1キロ当たり2万6000北朝鮮ウォン(約346円)、軽油は同1万1700北朝鮮ウォン(約155円)と、「自動車所有層も耐えられない」水準まで燃料価格が急騰しているという。

こうした影響は軍にも及んでいる。軍が収穫が終わった協同農場に軍糧米を徴収に行く際も、燃料不足のため牛車で物資を運搬するような状況だ。

一方で、北朝鮮政府は経済制裁による影響の払拭(ふっしょく)に全力を尽くしており、市場の生活必需品の価格は今のところ高騰していないという。(翻訳・編集/柳川)