33歳の小児性愛者に45年の禁錮刑(画像は『WorldWide Weird News 2017年11月27日付「Sex offender pretended to be 12-year-old girl and convinced young girls to send him nude photos of themselves」』のスクリーンショット)

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「お互いの秘密をさらけ出しちゃおうよ」―大人にそんな言葉をかけられたら「気持ち悪い」と言って逃げ出すことであろう。だが小学校高学年くらい女の子といえば、親には反発するのに友達には警戒心一つ見せず、言われたことにすんなりとなびくところがある。そこに目をつけ、自身も少女のフリをして12歳の少女たちに近づいた男。非常に狡猾なやり方で少女たちの裸の画像を入手していた小児性愛者の話題が米テキサス州から飛びこんできた。『emcgazette.com』ほかが伝えている。

児童ポルノ禁止法違反の罪を犯して2016年9月に逮捕・起訴されたテキサス州ダラス郡メスキートのジェイソン・リー・ランダルという33歳の男。今年1月に有罪答弁を行ったことにより、このほど45年の禁錮刑を言い渡されて連邦刑務所に投獄された。ランダルは過去の罪により性犯罪者としての登録がある男で、しかし“Emily Randall”という偽名を使ってあらゆるSNSサイトにアカウントを開設し、12歳の少女になりすましていた。ターゲットは同世代の少女たち。アプローチに成功すると手持ちの少女の動画を用いてビデオチャットを行い、「これは私の裸と性的な行為。あなたも送って」と呼びかけ、少なくとも20名から裸の画像や動画を入手していた。少女たちのほとんどが9歳から13歳までであるという。

ランダルの逮捕にあたっては、メスキート警察、ロードアイランド州のバレルビル警察、国土安全保障調査部(HSI)、移民・関税執行局(ICE)など多くの組織が捜査に関わったといい、家宅捜査により性的虐待の動画を含む児童ポルノ画像・動画など数千点も押収された。少年少女をターゲットに、SNSには多数の小児性愛者が潜んでチャンスを狙っている可能性があることを忘れてはなるまい。

とにかく尻尾を出さない小児性愛者。信頼を集めていた「まさか」と思うような人物が逮捕されるケースもあとを絶たない。先には米オレゴン州で、1歳女児の裸動画が小児性愛者に送られたことを警察の小児ポルノ対策専門調査チームなどが察知し、配信元のIPアドレスをたどったところ犯人は29歳の男と判明。なんと女児の母親の再婚相手であった。

画像は『WorldWide Weird News 2017年11月27日付「Sex offender pretended to be 12-year-old girl and convinced young girls to send him nude photos of themselves」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)