『日本財団 DIVERSITYINTHEARTS企画展 ミュージアム・オブ・トゥギャザー』レセプションに出席した香取慎吾 撮影/高梨俊浩

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「みなさんこんばんは。作家の香取慎吾です。作家と紹介されるなんてすごくおこがましく、しかし正直にすごくうれしいです」

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 元SMAPの香取慎吾が、『日本財団 DIVERSITY IN THE ARTS企画展 ミュージアム・オブ・トゥギャザー』(10月31日まで、東京・スパイラルガーデン)に作品を出展。

 10月13日のレセプションで、そう感激の挨拶をした。

 今回のアート展は、多様な個性を認める社会の実現を目指し、障がい者の芸術文化支援を目的としたもので、香取は2点の絵画を出品。

 今年9月にジャニーズ事務所を退社して、稲垣吾郎(43)、草なぎ剛(43)と3人でファンサイト『新しい地図』を始動させてからは、初の公の場となった。

 これまでにも画集を刊行、列車にペイントを施したり、東京パラリンピックを応援する巨大壁画を披露するなど、アート志向がどのメンバーよりも強かった香取。

「絵を描くのが大好きで心をぶつける場所として描いてきました。自分の思い、心が爆発しそうなときに絵にぶつけて、気持ちが安らいでその絵は終わるんですけど、やっぱり作品として、どこかひとりでも多くの人に自分の絵を見てほしいという思いはある」

 と今回の出展に対する思いを身振り手振りで熱弁。

「僕も(会場に)何回も来ます。僕とここで握手! 今回は本当に参加できて、とっても幸せです」 

 そう満面の笑みで来場者を沸かせた。

 イベント終了後、報道陣に事務所退社後の心境を問われると「すごいうれしいです! 新しいこと、はじまっています」とニッコリ。「これからも、こうしてアートに関わっていきたいです」と語った香取。

 『新しい地図』で公開されている動画でも、

《逃げよう。自分を縛りつけるものから。ボーダーを超えよう。塗り替えていこう》

 というメッセージを寄せていたように、今までの枠から解き放たれ自由を得た“ニュー・シンゴ”が始動する!