9月23日(土)から上映開始となる「ユーリ!!! on ICE 4DX」。本作の上映初日・9月23日(土)にユナイテッド・シネマアクアシティお台場にて、勝生勇利役・豊永利行さん登壇の舞台挨拶が開催された。

当日は会場に登場するや否や大きな歓声が上がり、ユーリ!!!に対する熱い気持ちをたくさん語られた。今回、この舞台挨拶の16時15分の回のオフィシャルレポートが到着したので紹介する。



■「ユーリ!!! on ICE 4DX」舞台挨拶レポート

「ユーリ!!! on ICE 4DX」第1〜第4滑走上映直後の熱量高い会場に、オープニングテーマ『History Maker』の音楽とともに勝生勇利役・豊永利行が登壇。

会場後方から「ヴィクトル〜!ヴィクトル〜!どこ〜?」と客席に呼びかけつつ現れるサプライズに、会場からは拍手が溢れた。


まだ4DXで上映される映画を観たことが無いという豊永が「4DXどうでした!?」と会場に問いかけると、「雪がふりすぎです!笑」「ヴィクトル(ヴィクトル・ニキフォロフ)の匂いがした」など様々な感想が飛び出した。

MCから「ユーリ!!! on ICE」テレビ朝日での放送開始から約1年が経っての変化を尋ねられると、「勇利という言葉に敏感に反応するようになった。先日焼肉店で隣のテーブルから勇利という単語が飛び出したのでずっと耳を傾けていたら、全然作品と関係なかった(笑)」とのエピソードを披露し会場から笑いを誘いつつ、作品を通じて自分を知ってくれた方も多い、本当に作品の人気を実感した1年だった、と語った。


各滑走についての振り返りでは、第1滑走のサブタイトルに含まれる「なんのピロシキ!」というキーワードに当時「なんだこれ(笑)」と感じたことや、初回アフレコ時にキャラクターを固めるにあたって監督らが自身の芝居のプランを尊重してくれたことなど、作品と出会った頃に思いを馳せた。

想い出深いシーンでは、帰郷した勇利が突然長谷津に訪れたヴィクトルのいる露天風呂に駆けつけた勇利の感情の動きが見られるシーンを選び、MCからの「お風呂のシーンは座席が暖かくなるらしいです」という情報に驚く一幕も。

その後も豊永のお気に入りシーンとして、第2滑走ではヴィクトルを追いかけて長谷津にやってきたユリオ(ユーリ・プリセツキー)が商店街でトラ柄の洋服に一目ぼれする、豊永いわく「ずるい。カワイイ!」シーンや、第3滑走での迫力あふれるフィギュアスケートの演技シーン、自身のエロスの表現に悩んだ勇利が出す「エロス=カツ丼」という答えに豊永が役者としての価値観とのシンパシーを感じたシーン、など、様々な場面が挙がった。

第4滑走では、勇利が自身のFS(スリースケーティング)楽曲を決めたシーンに「いつ見ても泣いちゃう・・・」と語り舞台裏では「このくらいから諏訪部さんとの距離が近づいていった。諏訪部さんは現場でもヴィクトルのままだったので、アフレコ以外でもヴィクトルと会話している気持ちになりました。」という裏話も。


9月30日(土)より上映されるVol.2の第5〜第8滑走については、4DXの気になるシーンとしてロシア人選手、ギオルギー・ポポーヴィッチが別れた恋人への愛と情念を表現する演技パートを選び、「感想はTwitterで聞かせてください」と客席に呼びかけると会場は笑いとともに応えた。

最後は「今でもあちこちでユーリ!!!を目にするし、それに不思議な感覚を覚えることもありますが、本当に応援してくれている皆様のおかげだと思うので、ぜひこれからも声を届けてください。僕も作品への想いを色褪せず持ち続けるので、このあと上映が続く4DXは勿論、新作劇場版も是非ご期待ください!と締め、大きな拍手とともにトークショーは終了した。



■「ユーリ!!! on ICE 4DX」

9月23日(土)より全国公開中!

【上映内容】
vol.1:9/23(土)〜9/29(金)第1〜第4滑走
vol.2:9/30(土)〜10/6(金)第5〜第8滑走
vol.3:10/7(土)〜10/13(金)第9〜最終滑走

【「vol.」替わり来場者特典】
vol.1来場者特典:ボックスティッシュvol.2来場者特典:「YURI!!!」文字型ゼムクリップ&メモ帳(A6サイズ)vol.3来場者特典:ユーリ!!! on ICE REVERSI GAME

上映館等詳細は、4DX上映特設サイトにてご確認ください。


©はせつ町民会/ユーリ!!! on ICE 製作委員会