ゴールデンステイト・ウォリアーズのステフィン・カリー【写真：Getty Images】

写真拡大

プレミアリーグのチェルシー対アーセナルを観戦、試合前にはPKにも挑戦

　NBA王者ゴールデンステイト・ウォリアーズのガード、ステフィン・カリーが18日に自身のインスタグラムを更新。サッカー・プレミアリーグに所属するチェルシーの本拠地スタンフォード・ブリッジでPKに興じる動画を公開し、話題を呼んでいる。

　彼にできないことはあるのか？ 思わず羨んでしまうような多才ぶりだ。

　カリーが18日にインスタグラムに公開した動画には、17日に行われたプレミアリーグ第5節のチェルシー対アーセナル戦を観戦に訪れた際のひとコマが収録されている。英紙「ザ・ザン」によると、チェルシーのレジェンドである元イングランド代表DFジョン・テリー（現アストン・ビラ）、アーセナルの元副会長デビッド・デイン氏、俳優のチャニング・テイタムやマーク・ストロングら豪華な顔ぶれとともに試合前にスタジアムを回り、ふとした流れからピッチ上でPKにチャレンジすることになった。

　カリーは慎重に助走を取り、右足でボールをジャストミート。シュートは猛スピードで中央やや右のクロスバーをかすめ、ゴールネットを揺らした。GK役も反応して手を伸ばしているが、手の間をすり抜ける強烈な一撃に、カリー自らも「僕の右足、結構いけるね。チェルシーにはスタンフォード・ブリッジでの時間をもらえて感謝している」とメッセージを添えている。

サッカーもハイレベルにこなす姿にファン感嘆「結局、君はパーフェクトなんだ」

　カリーはNBA随一のシューターとして鳴らすだけでなく、今年8月には米プロゴルフツアーにも参戦。通算8オーバーで決勝ラウンド進出こそ逃したものの、他競技に挑んだとは思えぬレベルの高さに、全米中が注目した。バスケ、ゴルフに新たにサッカーが加わり、ファンもインスタグラムの返信欄で「君にできないことはあるのかい？」と問いかけてしまうほど、衝撃を与えている。

「どんなスポーツでもやってのけてしまうんだな」
「バスケだけでなく、フットボールでも優秀なフィニッシャーだなんて…」
「サッカー界でも英雄になれた」
「誰か彼にサイン書を」
「偉大なスコアラーの誕生だ」
「結局、君はパーフェクトなんだ」

「天は二物を与えず」とはよく言ったものだが、どうやらカリーは例外だったようだ。