大政奉還が表明された一の間(写真)や、重厚感ある唐門が見どころ/元離宮二条城

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「大政奉還150周年」とは、大政奉還の舞台となった二条城をはじめ、幕末の志士ゆかりの都市と連動した記念プロジェクト。実施中のスタンプラリーのほか10月には多彩なイベントを予定。<※情報は関西ウォーカー(2017年7月4日発売号)より>

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■ 夏の世界遺産はイベントがめじろ押し!

今年初の早朝開城をはじめ、大政奉還150周年記念プロジェクト、草間彌生らが参加する現代アート展など、夏はお楽しみが盛りだくさん。さらに、2014年から続いていた東大手門の修復完成を記念し、9月30日(土)まで東大手門内部を特別公開している。

大政奉還が表明された一の間(写真)や、重厚感ある唐門が見どころ。

■ 初の早朝開城を実施!涼しい朝に城内を回ろう。

早朝のすがすがしい空気の中、ゆっくり城内を散策できるようにと7時から開城。さらに、例年休城日である火曜を、7〜8月に限り、庭園公開を実施する(7〜8月の毎週火曜は400円)。8月31日(木)まで。

早朝開城の期間中、通常非公開の香雲亭で、特別朝食を実施。前日16時までの要予約。「京料理いそべ」の「京のゆば粥御膳」(2500円)。

■ “京の七夕”の一環で期間限定ライトアップ

旧暦の7月に当たる8月に、祈りをテーマに、京都各地で開催される「京の七夕」。元離宮二条城では、東大手門や二の丸庭園などをライトアップ。

光に浮かび上がる重要文化財や特別名勝。昼とは違う幻想的な雰囲気。

<会場:元離宮二条城 期間:8月2日(水)〜14日(月) 時間:19:00〜21:30(最終入場21:00) 料金:未定>

■ 草間彌生ら25組が集結!現代アート展が開催

東アジア文化都市2017 京都「アジア回廊 現代美術展」では、日中韓の現代アーティストを紹介。主会場である元離宮二条城では、巡り歩くこと自体を楽しめるように回廊・回遊式に作品を配置している。

西京人《第4章:アイラブ西京-西京国大統領の日常》(2009)

<会場:元離宮二条城、京都芸術センター 期間:8月19日(土)〜10月15日(日) 住所:京都市中京区室町通蛸薬師下ル山伏山町 電話:075-661-3755(京都いつでもコール) 時間:8:45〜17:00(最終入城16:00)、京都芸術センターは10:00〜20:00 料金:当日600円(有料エリア展示チケット) ※京都芸術センターは無料>

■元離宮二条城<住所:京都市中京区二条通堀川西入ル二条城町541 電話:075-841-0096 時間:8:45〜16:00(閉城17:00)、早朝開城期間(〜8月31日木曜)は7:00〜16:00(二の丸御殿観覧は8:45〜16:00) 休み:要問い合わせ(7・8月の毎週火曜は二の丸御殿観覧不可 ※台所は含まず) 料金:大人(600円)、中高生(350円)、小学生(200円) 駐車場:120台(120分まで1000円、以降200円/60分) 交通:地下鉄二条城前駅より徒歩5分>【関西ウォーカー編集部】