奇抜なヘアスタイルも話題のアストロズ・グリエル(左)

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● オリオールズ 4 - 8 アストロズ ○

<現地時間7月22日 オリオールパーク・アット・カムデンヤーズ>

 ア・リーグ西地区首位を独走するアストロズは22日(日本時間)、後半戦初の連勝を収め、貯金を「33」とした。この日も打線が活発で、4番に入ったグリエルが13号2ランを放つなど15安打で8得点。青木宣親の出番はなかった。

 アストロズは1-4で迎えた6回、一死から3番レディックが二塁打を放つと、続くグリエルの打球は右翼フェンスの最上部付近を直撃。これがグラウンドに跳ね返り適時二塁打かと思われたが、VTR検証の結果、フェンスオーバーが認められた。

 グリエルの2ランで1点差に迫ったアストロズは、代打・ゴンザレスも18号3ランで続き6-4。今季を象徴するような猛攻で、一気に試合をひっくり返した。

 アストロズは後半戦に入り、不動の4番で正遊撃手のコレアが故障者リスト入り。攻撃力低下が懸念されていたが、前日の16安打8得点に続き、この試合も15安打で8得点。かつてDeNAでもプレーしたグリエルは、好調さを買われついに強力打線の4番に抜擢。今季ここまで打率.298、13本塁打、51打点と活躍している。