こちらは通常版のセブンイレブンの看板

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ツイッター上で、コンビニの通常版とは異なる看板の色について、「なんか、かっこいいかも」「初めて見ました 渋くて良いですね」などと話題になっている。

2017年7月15日20時に投稿されたツイートには、秋田県由利本荘市にあるセブンイレブンの黒い看板の写真が掲載され、リプライ(ツイートに対する返信や反応)でもローソンファミリーマートの通常とは色違いの看板の写真が掲載されている。

黒、茶、白...

通常版の場合、セブンイレブンの看板の色は、白色を背景に、数字の「7」がオレンジと赤、「SEVEN&iHOLDINGS」と「i」の文字が緑で書かれている。

ファミリーマートでは、上・真ん中・下の3段構成となっている。上は緑のみ、真ん中は背景が白、「Family Mart」が青で、下に背景は青、「酒・たばこ」は白い文字で書かれている。

ローソンでは、青色を基調に、「LAWSON」が白で、看板の下にピンク色の帯のようなものが走っている。

ツイッターで話題となったのは、こうした通常目にする各社コンビニの看板の色ではなく、「黒」「白」「茶」などバリエーションに富んでいる色の看板だ。

たとえば、セブンイレブンで「黒」の看板は、背景が白色なのは変わらないが、「7」「SEVEN&iHOLDINGS」「i」の文字は黒色のみとなっている。このタイプの看板がツイッターで報告されているのは、秋田県由利本荘市のほか、愛知県豊田市、福岡県柳川市、岩手県平泉町、大阪府吹田市、東京都板橋区などだ。

セブンイレブンの「茶」の看板は、千葉県成田市の成田山参道上、群馬県草津市など。

ファミリーマートでは、鹿児島県・桜島に茶色、福岡県・博多には黒色の店舗の写真がそれぞれ報告されている。

ローソンでは、都内に木目調の看板、京都市・清水寺付近には背景は白のみ、「LAWSON」は青で書かれた看板の写真だった。

景観条例に従い、自治体と決めたうえでの色の選定

では、なぜこうした色違いの看板は存在するのか。

J-CASTニュース編集部が7月18日、大手コンビニ3社に取材したところ、

セブンイレブン、ファミリーマートローソンの運営会社の広報担当はそれぞれ、

「景観条例に従い、各自治体と話し合って看板の色を決めております。どの地域にどのような色の看板があるのかは把握しておりません」

といった趣旨の回答をした。

ツイッター上では、

「黒ってやっぱり見慣れないですよね」
 「珍しい」
 「そんなのあるんだ」

などと感嘆の声が多く上がっている。