本日金曜から始動するボルシア・ドルトムント。その前日の木曜には、2月のおわりに代謝異常が判明し離脱していたマリオ・ゲッツェも参加することが明らかとなった。すでにリハビリや米国での休暇中での写真からも、同選手の順調な回復はみてとれており、アジアツアーの帯同メンバーにも名を連ねている。

なおこの日はパフォーマンステストが行われ、新戦力のエメル・トプラクやダン=アクセル・ザガドゥも参加するが、不参加となるのは先日ポーランドで行われたU21欧州選手権に参加していたマキシミリアン・フィリップやマフムード・ダフード、ミケル・メリーノはまだ休暇中であり、合流時期についてはツォルクSDはまだボシュ監督と話してはいない。

さらに負傷を抱えるユリアン・ヴァイグル(足首)、マルコ・ロイス(膝)、香川真司(肩)、そしてラファエル・ゲレイロ(足首)もテストでは不在となるが、ゲレイロに関してはさらなる怪我の詳細、そして離脱期間などを知るために再び検査を実施。

ヴァイグルはギプスがはずれ9月はじめころから練習参加の見通しであり、香川真司についてアジアツアーから合流する予定となっている。なお同選手との契約は2018年までであり、去就も注目されるところだが、kickerに対してツォルクSDは現状について「今取り組んでいる」と説明した。一方でマルコ・ロイスの復帰時期は来年が見込まれている。


MF:マリオ・ゲッツェ(via Facebook)
やぁ、みんな。知っていると思うけど、僕は代謝異常によってプロスポーツを行うことを禁じられていたんだ。でも5ヶ月に及ぶリハビリを行なってきて、とてもいい形での回復を見せているところだよ。明日はリハビリプログラムの第3ステージへとあゆみを進めることになる。つまり、ドルトムントのチームメイトたちとともにパフォーマンステストを行えるということなんだ。またピッチに立てるということ、そしてサッカーができるというのをとにかく楽しみにしている。チームメイトのことを誇りに思っているし、彼らが再びDFBポカール優勝杯を取り戻した時は、本当にうれしかった。ファンとともに祝ったパレードはものすごかったし、初めて僕がドルトムントでタイトルを獲得したときのことを思い出したよ。それとロシアでコンフェデ杯を手にしたドイツ代表でのチームメイト、そしてポーランドで欧州選手権を制したドイツU21の選手たちにも祝福の言葉を送りたい。サッカー選手として、このドイツ代表の一員であることに誇りを感じている。それとU19ドイツ代表に参加している、弟のフェリックスにも今後の成功を願っているところだ。がんばれ!!!!とにかく僕はこの場を借りて、みんなに感謝の気持ちを伝えたい。ファンのみんな!君たちはこの数ヶ月間、本当にとても支えてくれる存在だった。みんなからのメッセージからぐっとくるものがあったし、モチベーションへとつながったよ。それに特に感謝の気持ちを伝えたいのは、ハンス=ヨアヒム・ヴァツケ氏とミヒャエル・ツォルク氏だ。彼らからはとても大きな信頼と助けを感じることができたし、それが苦しい時間での大きな支えとなったよ。それに仲間、クラブドクター、フィットネスコーチ、治療に関わった全ての医療関係者に心から感謝の気持ちを伝えたい。最後に家族、そして先日婚約したばかりの妻アン=カトリンにも、これまでのサポート、忍耐、そしてポジティブなエネルギーを与えてくれたことに、感謝の気持ちを伝えたい。本当にとても感謝しているよ!それではまたピッチで会おう!またね!