初代iPhoneが登場してから10年が経過しましたが、それまで売り上げの多くをiPodに頼っていたAppleを、一気に様変わりさせることになりました。調査会社Statistaが公開したグラフでは、いかにiPhoneによってAppleが飛躍的な成長を遂げたかが一目瞭然です。

純利益は20倍以上の増加

初代iPhoneは、価格こそ499ドル(約55,000円)だったものの、200万画素のカメラ、バッテリーの持ちは通話が8時間、4Gどころか3G回線にも対応していないという、現代のiPhone7(1,200万画素、14時間、4G対応、72,800円〜)を手にしているユーザーからすると、技術の進歩に思いを馳せざるを得ないモデルです。
 
しかし、この端末によってAppleはスマートフォン市場に革命をもたらしたばかりか、自社の売り上げを一気に勢いづけることになります。Statistaのグラフでは、iPhone登場以前である2006年と、それから10年後の2016年で、一体Appleがどのくらい収益を拡大させたのかが確認できます。
 

 
例えば、2006年に193億ドル(約2兆1,400億円)だった売り上げは、2016年に2,156億ドル(約23兆9,300億円)に達していますし、純利益も20億ドル(約2,200億円)から457億ドル(約5兆円)へと20倍以上の増加となっています。なかでも目立つのが時価総額の項目で、2006年に668億ドル(約7兆4,100億円)だったものが、2016年には6,289億ドル(約69兆8,000億円)へと膨れ上がっています。
 

 
また、iPhoneの売り上げ台数は累計で12億台にも達しています(売り上げ総額:7,380億ドル=約81兆9,100億円)。単純計算ではありますが、地球70億人の人口に対し、6人に1人がiPhoneを所有している計算となります。
 
 
Source:Forbes,Statista
Photo:YouTube
(kihachi)