小林麻耶、悲壮な決意「妹がいない現実とともに生きていきたい」

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 歌舞伎俳優・市川海老蔵の妻でフリーアナウンサーだった小林麻央さんの死去は、大きな悲しみをもって広く報じられ、多くの人の涙を誘った。

 そんな中、気掛かりなのは、麻央さんの姉でフリーアナウンサーの麻耶の状態だ。彼女は6月26日に「ありがとうございます。」と題してブログを更新し、最愛の妹を失った心境をこう述べた。

「正直、この現実を私は受け止めることができずにいます」「もっと一緒にいたかった もっと一緒に話したかった もっと一緒に笑い合いたかった」「これまで妹が教えてくれた…当たり前のことなど何ひとつない 日常の有り難さ 命の輝き、尊さ 愛に生きるということ ひとつひとつ噛み締めながら妹がいない現実とともに生きていきたいと思います」

 更新が止まっていた20日のブログには、「とても心配しています。いつも明るく振舞ってる麻耶さん。ご無理なさらずに」「体調は大丈夫ですか? 心配です。麻耶ちゃんの笑顔が見れるのを待ってます」など、体調を気遣う1万を超えるメッセージが寄せられていた。

 麻耶の近況としては、麻央さんが亡くなった翌日の23日に、都内でJFN系のラジオ番組「LOVE in Action」の収録に参加していたことがわかった。局からは、収録の延期を提案されたが、「妹が見ていてくれるから」と、予定通りに行われたそうだ。

 また、同番組が献血や命の大切さを伝える内容であることも、気丈に麻耶を収録に参加させたようだ。

 けれども、医療ジャーナリストは「この先が心配」と案ずる。

「以前麻耶さんは、麻央さんの看病の途中で倒れましたよね。今は義理の弟の海老蔵さんが気丈にふるまい、“いつも通り”を心掛け、日々のトレーニングも欠かさずに行ってます。そんな姿に触発されたのかもしれません。ですが、あまり頑張り過ぎると、心身にじわじわと影響してくる悲しみや苦しさが、大きな反動となるのが危惧されます」

 麻耶ブログに寄せられたのコメントにあるように、無理をせず、仕事に復帰する日をファンはずっと待っていてくれることだろう。