船山2発に清武3発の千葉、今季1試合最多得点で長崎一蹴《J2》

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▽13日にフクダ電子アリーナで行われた明治安田生命J2リーグ第13節のジェフユナイテッド千葉vsV・ファーレン長崎は、ホームの千葉が5-0で勝利した。

▽ゴールデンウィーク3連戦を1勝1分け1敗で終えた14位の千葉と、ファンマ3戦4発で2勝1分け無敗で乗り切った6位の長崎が対峙した。

▽試合を動かしたのは、2戦未勝利中の千葉。6分、キッカーの清武が右足でファーサイドにクロスを送ると、古部の背後に抜け出したキム・ボムヨンが頭で合わせる。これを船山が押し込み、千葉が幸先良く先制する。

▽1点リードで試合を折り返した千葉は後半の頭から高橋に代えて町田を投入。すると、開始早々の46分には、右サイドからのクロスを指宿が頭でフリックする。最終ラインの背後に抜け出した清武が右足でネットを揺らした。

▽押せ押せムードの千葉は55分、バイタルエリア左の位置でFKのチャンスを獲得。キッカーに名乗りを上げた清武が右足で直接ゴールを狙う。鋭いシュートが壁を越えて、ゴール左隅に吸い込まれた。

▽完全に流れを掴んだ千葉は65分にダメ押しの4点目。自陣でのボール奪取から指宿がドリブルで運び、逆サイドにパスを送る。これをボックス左で受けたフリーの清武が右足のシュートをしっかりと決め切った。

▽清武の後半3発で試合の勝敗の行方をほぼほぼ決めた千葉が、79分に仕上げの5点目。相手のミスパスを高い位置で拾った船山がドリブルでゴール前に持ち込み、右足シュートを突き刺した。

▽結局、清武がハットトリックを記録した千葉は今シーズン最多1試合5ゴールで長崎を一蹴。長崎に4試合ぶりの黒星をつけ、3試合ぶりの勝ち点3を手にした。