8日、韓国経済新聞によると、米国でトランプ政権発足後、韓国への言及がないことをめぐって憶測が飛んでいる。写真はトランプ大統領就任式。

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2017年2月8日、韓国経済新聞によると、米国でトランプ政権発足後、韓国への言及がないことをめぐって憶測が飛んでいる。

米国大統領予備選挙から本選挙を経て大統領になっても強気の発言を連発しているトランプ氏だが、以前は頻繁に言及していたはずの「韓国」の言葉がこのところ出てきていない。中国、日本、ドイツなどには厳しい発言が続いている中、韓国だけに触れない理由について、韓国では三つの解釈が出ているという。

一つ目は、まだ「韓国の順番ではない」というもの。日独中など規模の大きな相手の対応に忙しく、韓国は後回しになっているという解釈だ。二つ目は、トランプ大統領は強固な米韓同盟が米国の利益になることをよく理解しており、韓国に配慮しているという解釈。韓国政府関係者は、「伝統的な米国の外交政策とトランプ大統領の『米国第一主義』の重なった部分が米韓同盟」と述べている。三つ目は、トランプ大統領周辺に姿を見せない韓国専門家がいるのではないかというもの。記事は「先週、トランプ大統領の側近が韓国経済新聞の鄭奎載(チョン・ギュジェ)主筆による朴槿恵(パク・クネ)大統領の単独インタビューのインターネット放送を、通訳を付け最初から最後まで視聴した」と紹介した。

こうしたさまざまな「憶測」の中、記事は「トランプ大統領が大統領選挙の時とは違い韓国に言及していない背景には、三つのシナリオのいずれか、または三つともが複合的に作用したとも言える」とし、「このような雰囲気を生かし、より良い機会を生み出す外交が必要な時」だと結論付けた。

この報道を受け、韓国のネットユーザーからは「希望的観測にすぎない」「ただ待っているだけの韓国政府が情けない」「単に韓国に関心がないだけじゃないのか」「無視されている」「次期韓国大統領選で北朝鮮寄りの政権ができたら、今はじっと見ている米国がどう動くか…」など後ろ向きな意見が多く寄せられた一方、「トランプ氏が大統領になる前は反対だったが、今はトランプ大統領を支持する」「トランプ大統領に期待する。韓国を自由民主主義国家にしてください」など、トランプ政権に期待を寄せる声もあった。(翻訳・編集/三田)