1000人以上の逮捕に貢献!元モデルの似顔絵アーティストがギネス認定

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様々な世界一を認定している『ギネス世界記録』が、新しくロイス・ギブソンさんのある記録を認定した。

“似顔絵”で1000人以上の逮捕に貢献

ロイスさんは、テキサス州のヒューストン警察署にて似顔絵アーティストとして勤務している女性だ。

彼女がギネスに認定されたのは、1982年6月から2016年5月までの間に1266人の犯人逮捕と、751人の犯人特定に貢献したからだ。また、行方不明者の似顔絵を作成することもあるという。

「世界一、犯罪を解決した似顔絵アーティスト」として、2017年版のギネス世界記録に登録されることとなった。

事件に巻き込まれ、モデルから似顔絵アーティストへ

20代のころはロサンゼルスで、ダンサーやモデルとして活躍するほどの美貌の持ち主だったロイスさん。

Guinness World Records/YouTube

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彼女が似顔絵アーティストとして犯罪に立ち向かうことにした理由は、ある恐ろしい経験がきっかけだった。

21歳のころ、連続レイプ殺人犯に狙われ、殺されかけたのだ。一命はとりとめたものの、自らの血液で窒息しかけるほどの状態だったという。

「全く知らない人に、何の理由もなく殺されるって気持ちがわかるから」とロイスさんは語っている。

事件の後にロサンゼルスを離れ、路上で似顔絵を描く生活を過ごしたロイスさん。3000人ほどの似顔絵を描いたのちに、警察署にて似顔絵アーティストとして働くようになったという。

顔を覚えていない目撃者から記憶を引き出す

彼女が似顔絵を作成するときに利用しているのは、「カタログ」と呼んでいる顔のパーツの一覧だ。

Guinness World Records/YouTube

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また、顔をよく覚えていない場合に使う2つのコツがあるという。
ひとつは髪形を聞くこと。顔は覚えていなくても、髪形を覚えていることが多いそうだ。

もうひとつは、「どんな表情をしていたか」と聞くこと。顔を見てないと言っていても、表情は覚えていることが多く、記憶の中から似顔絵の材料を引き出すことができるのだという。

▼インタビュー中に作成した似顔絵

Guinness World Records/YouTube

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モデルは、ギネス世界記録の編集長。もちろん特徴を聞き出して似顔絵を作成しており、写真を見たのは完成後

一生続けたい仕事

最初に似顔絵を手掛けた際には、目撃者は泣き続け、ヒステリックになっている状態だったという。やっと完成させた似顔絵がテレビで放送されると、犯人のルームメイトが通報し、逮捕に至った。

▼初めて作成した似顔絵

Guinness World Records/YouTube

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それから1000人以上の逮捕に貢献していることに、ロイスさんは生きがいを見つけており、「一生この仕事を続けたい」と、語っている。

彼女がいてくれるなら、地元の人々も心強いことだろう。

ロイスさんの実績やインタビューを、ギネス世界記録は1月19日にYouTube上で公開。半日で1万5000回近く再生された。

コメント欄には「最高のギネス記録の一つだね」「ギネス認定の価値がある」「尊敬するよ」などの声が投稿されている。

▼動画全編はこちらから