2017年のサッカー界に起こりそうな12の出来事
『FourFourTwo』は、「2017年にサッカー界で起こりそうな12の出来事」という記事を掲載した。
今季も多くのトピックスがメディアを賑わせているサッカー界。2017年もいろいろな話題が飛び交うことになるだろう。
2017年に起こりそうな12のこととは?
1:アトレティコ・マドリーがCLに出られず、シメオネがインテルへ行く
アトレティコ・マドリーは今季あまり盤石ではない。アントワーヌ・グリーズマンはゴールの量産体制を整えられず。上位まで浮上はしてきているが、ビジャレアルとセビージャと競っている。
シメオネ監督の契約は9月に2年も削減されており、もしCL出場権を得られなければ、古巣インテルへと去ってくだろう。
2:セルヒオ・リコがリヴァプールに行く
セビージャには多くの才能がある。そこで磨かれ、さらに発展する。そして利益を上げるために販売されることになる。
今季セルヒオ・リコはかなりのインパクトを残している。今強豪で最もGKに苦しんでいるリヴァプールに移籍したりするかもしれない。
3:マンチェスター・ユナイテッドは結局CL出場権を獲得する
今季プレミアリーグで出遅れてしまったジョゼ・モウリーニョのマンチェスター・ユナイテッド。
しかしながら、ヘンリフ・ムヒタリャンは調子を上げており、ズラタン・イブラヒモヴィッチには確実に信頼を持てる。ポグバ、エレーラ、キャリックなど中盤の駒も機能し始めており、後半戦は巻き返せるかも。
4:ハメス・ロドリゲスがマンチェスター・ユナイテッドに来る
サンティアゴ・ベルナベウで確固たる未来を見られない状況となっているハメス・ロドリゲス。ジダン監督は常に放出を拒否しているが…
彼を獲得できるような資金力を持ったクラブは少ない。ジョゼ・モウリーニョが使う4-2-3-1には完璧にフィットする人材だ。
5:ウナイ・エメリ監督が解任される
PSGに移ったエメリ監督にとって、前半戦は忘れたいようなシーズンになった。連覇を続けてきたクラブは、ニースとモナコの後塵を拝している。
これだけの才能が集まるクラブを統制できずバランスを見いだせない状況が続けば、おそらく彼は最後まで指揮を執れない。
6:レアル・マドリーがCLを連覇する
ジネディーヌ・ジダン監督が率いているレアル・マドリー。チームの調子が悪くても勝ってしまうところが彼らの強みの一つである。
確固たる優勝候補が出せない現在の状況を考えれば、1990年のミラン以来となるチャンピオンズリーグ連覇も成し遂げられそうだ。
7:ポチェッティーノがバルセロナの監督になる
ルイス・エンリケ監督への圧力はますます高まっている。バルセロナはそれなりの結果は残しているが、レアル・マドリーに遅れを取っている状況自体が、クラブにとって耐えられものではないだろう。
今季限りでチームを離れる噂があるエンリケ氏の後を継ぐ可能性がある人物は多く取り上げられているが、最終的にはポチェッティーノになったりする?
8:マンチェスター・ユナイテッドがデ・ヘアを売る
2015年夏にレアル・マドリーがダビド・デ・ヘアを買おうとしたとき、その騒動は機械のエラーが起こって破談という結末を迎えた。
しかしスター性には欠けるケイロル・ナバスに対してクラブが全面的な信頼を与えているのかどうか?ペレス会長はティボー・クルトワかデ・ヘアを買う可能性は高い。
9:ミランもチャンピオンズリーグ出場権を取る
ヴィンチェンツォ・モンテッラはミランで素晴らしい仕事をしており、チャンピオンズリーグ出場権を争えるだけのチームに変貌させている。
中には若々しい力が育っており、モンテッラは欧州最大の舞台にチームを引き戻すことに成功するだろう。
10:ヴェッラッティとセスクがトレードされる
アントニオ・コンテ監督が代表で共に戦ったマルコ・ヴェッラッティを好んでいるのは周知の事実だ。しかし、PSGは彼を冬に売ることはまずないだろう。
しかし、夏にはヴェッラッティも新たなチャレンジに向かう可能性が示唆されている。その際にセスクがチームで存在感を発揮できていなければ、取引の一部として提示されるだろう。
11:アーセナルがバイエルンに勝っちゃう
相変わらず抽選でツキがないアーセナル。グループリーグ首位に立ちながら、最初の相手としてバイエルンを引いてしまった。
チャンピオンズリーグはアーセン・ヴェンゲル監督が持っていないタイトルの一つ。20年の節目として、最後のチャンスを生かたいはず。ここに全力を注ぐだろう。
12:バレンシアが2部に降格する
Valencia are now looking for their 8th manager since May 2014. https://t.co/8abD743nUj
- FOX Soccer (@FOXSoccer) 2016年12月31日
メスタージャの問題以上に混乱しているバレンシア。既に薄氷を踏むどころか踏み抜いて溺れている。
チェーザレ・プランデッリは降格を避けられるだけの実力を持った監督だが、わずか3ヶ月で解任となった。もはやこの流れを止めることは難しい。