EXILE AKIRA(写真は昨年8月撮影)

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 巨匠マーティン・スコセッシ監督が遠藤周作の小説「沈黙」を映画化した『沈黙 -サイレンス-』(来年1月21日日本公開)に、EXILE AKIRA、青木崇高、片桐はいりらが出演していることが明らかになった。

 同作は、17世紀江戸時代初期、激しいキリシタン弾圧の中で棄教したとされる師の真実を確かめるため、日本にたどり着いた宣教師の体験を通して、人間にとって本当に大切なものとは何かを問う作品。『アメイジング・スパイダーマン』シリーズのアンドリュー・ガーフィールドが主演を務めるほか、日本から窪塚洋介、浅野忠信、イッセー尾形、塚本晋也、小松菜奈、加瀬亮、笈田ヨシが出演することがすでに発表されていた。

 今回出演が明らかになった日本人キャストはEXILEのパフォーマー・AKIRA、ドラマ「地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子」での好演も記憶に新しい青木、個性派女優・片桐のほか、ロックバンド・頭脳警察のPANTA、映画『うさぎドロップ』などの監督としても知られるSABU、プロレスラーの高山善廣、『ヒミズ』などの渡辺哲、『冷たい熱帯魚』の黒沢あすかといったバラエティーに富んだ計31人。それぞれの役柄については明らかになっていない。

 先日発表された、米アカデミー賞の前哨戦として注目される第42回ロサンゼルス映画批評家協会賞では、激しいキリシタン弾圧を推し進める井上筑後守(いのうえちくごのかみ)を演じたイッセー尾形が、助演男優賞の次点に選ばれるなど、オスカーへの期待も高まっている。(編集部・中山雄一朗)

今回発表された日本人キャスト31人は以下の通り(出演順)。

遠藤かおる、井川哲也、PANTA、松永拓野、播田美保、片桐はいり、山田将之、美知枝、伊佐山ひろ子、三島ゆたか、竹嶋康成、石坂友里、佐藤玲、累央、洞口依子、藤原季節、江藤漢斉、菅田俊、寺井文孝、大島葉子、西岡秀記、青木崇高、SABU、渡辺哲、EXILE AKIRA、田島俊弥、北岡龍貴、中村嘉葎雄、高山善廣、斎藤歩、黒沢あすか