梅雨の時季はじめじめして、なんだかイライラする……という人も多いのではないでしょうか。
一般的に「イライラ」は気の持ちようと思われがちですが、実は気候(湿度や気圧)が引き起こしている場合があります。人間も動物も、四季によって体の変化があります。
梅雨から夏にかけては「自律神経」が乱れやすい季節といわれていて、気圧の関係で血流が悪くなる時季でもあるのです。そこで今回は、イライラを解消できるツボ押し法をご紹介します!

体の不調を訴える人が多い梅雨の季節。効果的なツボ押しで通勤通学も快適に♪


イライラを解消する、手のツボ「心穴(しんけつ)」

近年、子どもから大人にいたるまで、“キレやすい”人が増えています。
それだけ現代社会はストレス要因が多く、それらのストレスに押しつぶされ、心を病んでしまう人が多いということなのでしょう。
そうした場合、人によってはジョギングなどのスポーツを楽しんだり、大好きなミュージシャンの楽曲を聴いたりしてストレスを解消しますが、忙しくなかなか時間が取れない……、上手に心をセルフコントロールできないという方におすすめのストレス解消法が、ツボ押しなんです。
手のひらに、「心穴(しんけつ)」(画像参照)というツボがあります。
心穴は、手のひら側の中指の指先に一番近い、関節の真ん中に位置します。
気持ちがモヤモヤして、周囲の人につらくあたってしまいそうな時は、深呼吸して(リラックスしながら)ゆっくりと左右の指の「心穴」を10回ずつ押しましょう。

左右の指の「心穴」を10回ずつブッシュ!

左右の指の「心穴」を10回ずつブッシュ!


イライラを解消する、手のツボ「中衝(ちゅうしょう) 」

中指の人差し指側に、「中衝(ちゅうしょう)」(画像参照)というツボがあります。
位置は、指の爪の生え際の、人差し指寄りに位置します。
この「中衝」は、気持ちが不安定で、物事に対して集中力がわかないときに押すと、効果的なツボです。
また、体全体の血行を促進するツボでもあるので、冷え性が気になる女性もぜひ覚えておきたいツボでもあります。
ツボ押しの方法は、心穴の時と同じ。
深呼吸しながらゆっくりと、いたきもちいい程度に、左右10回ずつ押しましょう。
気持ちのバランスが安定してきて、物事に集中できるようになるはず。ぜひトライしてみてくださいね。

左右の指の「中衝」を10回ずつブッシュ!

左右の指の「中衝」を10回ずつブッシュ!


血を足にめぐらせ、苛立ちを鎮める「足心(そくしん)」

「頭に血がのぼる」という言葉がありますが、イライラしているときは、まさに脳の血流量が増加している状態にあります。もちろん、慢性的に怒りの感情を心身にためこんでいて、体にいいことはありません。
なので、怒りっぽい……、他人にイライラする……、思うように事が運ばない……、不運が続く……というときは、血を足へとめぐらせて、苛立ちを鎮めることが大切です。
そこで、ぜひトライしてみてほしいのが、足裏にある「足心(そくしん)」というツボのプッシュです。
「足心」は、足の裏側のちょうど真ん中(画像参照)。
この「足心」は、イライラを押さえて、心身の緊張をほぐしてくれるツボなので、帰宅後に一日を振り返り、「今日は人に強い態度で出てしまったな」「心に余裕がなかったかも」と思い当たる節があれば、入浴後などに5秒間×3回、ゆっくり&やや強めに「足心」押してあげましょう。
このとき、ツボ棒があれば◯。ない場合は、鉛筆やペンなどを代用しましょう。
ちなみに「足心」は、温熱刺激もより効果的なので、家庭灸をお持ちの方はぜひお試しを。効果絶大ですよ。

心身の緊張をほぐしてくれるツボ「足心」

心身の緊張をほぐしてくれるツボ「足心」


心身が健やかになるイメージでツボをプッシュ!

ツボを押すときは、血液が促進され、リンパ液などの循環がよくなり、体がポカポカ温かくなる……
そんなプラスの作用をイメージしながら、ツボに意識を集中させます。
つまり、「病は気から」という言葉の通り、ツボを押しながら頭のなかで前向きなイメージを抱くことで、脳から体の状態をよくする指令が全身に行き渡るのです。
イライラした感情は何も生み出しませんし、ネガティブな気持ちを抱えていていいことなどありません。
そうした自分を客観視するためのツボ押しという効用もあるので、ぜひお仕事や勉強、家事のちょっとした合間にご活用ください。前向きな毎日が過ごせるよう、応援しています! 頑張って!