これら8つのVR作品が、トライベッカ映画祭で注目を集めた
アメリカ同時多発テロからニューヨークの復興を願って2002年から始まった「トライベッカ映画祭」。今年15回目を迎えたフェスティヴァルが4月13日〜24日マンハッタンで開催された。そのなかから、『WIRED』US版が選んだ素晴らしい「VR体験」ができる作品を紹介しよう。
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ヴァーチャルリアリティー(VR)の世界はまだ始まったばかりだが、急激に成長している。
昨年来、VR領域におけるイノヴェイションは急速に進んだ。絶え間なく続けられる実験的試みによって、ヴィデオグラファーがその編集技術やストーリーテリングの技を習得し、新たな境地も切り開くことにも貢献した。360度カメラを単に興味そそられる場所に置いてそれを鑑賞することに新鮮さを見出そうにも、もはや満足はできない。
2016年のトライベッカ映画祭では、「実験的なストーリーテリング」と題されたショウケースにおいて、数点のVRプロジェクトが初公開された。VRアニメスタジオ・Penroseの革新的な作品『Allumette』(フランス語で「マッチ棒」)は、VRのなかでも最大のハイライトだったが、素晴らしいプロジェクトはそれだけではない。
ファミリー向け作品からジャーナリズム、コミック、サイケデリックなミュージックヴィデオ、そして未知に挑むレアな作品まで。広範なジャンルから8つの傑出したVR体験をお届けする。