2日、マレーシア・ペナン行きのキャセイパシフィック航空機にこのほど、なりすましパイロットが搭乗した。写真はキャセイパシフィック機。

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2016年5月2日、香港紙アップルデイリーによると、パイロットになりすまして国際便に搭乗した男が機内食の注文でニセモノと判明した。

4月31日、香港発マレーシア・ペナン行きのキャセイパシフィック航空機になりすましパイロットが搭乗した。制服からトランクに貼ってあるマーク、さらにはパスポートカバーまでキャセイパシフィックのもので、誰もがすっかりだまされてしまったという。なりすましパイロットの男性は業務でペナンに行くとし、フライトアテンダントに同僚にあいさつしたいので後でコックピットに案内して欲しいと話していた。

うそがばれたのは機内食の注文だ。なりすましパイロットはカクテルを注文したが、会社の規定では業務での航空便搭乗中の飲酒は禁じられている。また、見慣れているはずの機内食の写真を大量に撮影していた。

ペナン到着後、空港警備員が問いただすと男はなりすましであることを認めた。マレーシア入国を認められずそのまま香港に送還されている。男性のSNSには制服を着て地下鉄に乗る写真が投稿されており、なりすまし行為は今回が初めてではないようだ。ただし具体的に問題を起こしたわけではないため、現時点では処罰することは困難だと法律専門家はコメントしている。(翻訳・編集/増田聡太郎)