日本人が設計の新カンプ・ノウ、3Dのデザイン映像が公開!近代的でかっこいい
21日、バルセロナは新カンプ・ノウに関する記者会見を行い、3Dによる新たなデザインを発表した。
📷 The Architects Nikken Sekkei + Pascual-Ausió being photographed with the #NouCampNou model pic.twitter.com/s2q0MXnMna
- FC Barcelona (@FCBarcelona) 2016年4月21日
バルセロナではカンプ・ノウの全面改築にともない新デザインのコンペを実施。各国45の事業者が参加していたのだが、日本の日建設計がこれに勝利し、見事受注が決定していた。
キャパシティは10万5000ほどに拡張されることがすでに決まっていたのだが、今回のプレゼンテーションで新しいデザインが明らかになっている。
モダンな外観が何よりも目を引く新カンプ・ノウ。
屋根がつけられたドーム型となり、スタジアム内部にはデジタルサイネージが取り付けられるようだ。
スタジアムの拡張過程はこちら。予定では2017年から2021年にかけて工事が行われることになっているが、4つのフェーズで構成されるようだ。
なお、今回のプレゼンテーションには設計を担当した勝矢武之氏も出席。
同氏は「我々はスタジアムの周りに、巨大な折り紙の一部のように広大な緑のあるオープンスペースを作る。スタジアムへ向かう人の流れが妨げられないように整える」とコメントしており、日本文化とカタルーニャ文化の融合がテーマになっているようだ。
なお、カンプ・ノウ(Camp Nou)とはカタルーニャ語で「新しい大地」を意味する。
そのため、「新カンプ・ノウ」とすると「新しい(Nou)」という意味がダブってしまうが、バルセロナは「Nou Camp Nou」としている。