ケガの手当て中の選手が、一発レッドで退場…なにがあった?

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Aリーグ、ウェリントン・フェニックス対メルボルン・ヴィクトリー戦でこんな出来事があった。

DFベン・シグムンドからエルボーを食らって倒れ込んだのはメルボルンのFWベサルト・ベリシャ。

頭を抱えたベリシャはメディカルから手当てを受けていたのだが、何やら言いに来た相手DFアンドリュー・デュランテを蹴りつけたことでなんと一発レッドカードで退場になってしまった…。

手当てを受けている最中に一発レッドで退場になるのは、あまり見たことがない…。前半で数的不利となったメルボルンだが、試合には4-1で勝利している。

ベリシャはシミュレーションではなく、実際に肘打ちを受けていたように見える。『Fox Sports』で解説者を務めるマーク・ボスニッチもこう述べていた。

マーク・ボスニッチ(元オーストラリア代表GK)

「アンドリュー・デュランテの胸糞悪い行為だったと思うね。

脳震盪はシリアスな問題だ。怪我をしている選手を他の選手が脅すのを、ベン・ウィリアムス(主審)が許したことは受け入れがたい。

ひどいレフェリングだ。ああいうことを許したのは主審のミスだ」

なお、試合後にデュランテはベリシャを怒らせようとしたのではなく、サイドラインの外へ出したほうがいいのか確かめようとしていたと述べていたとのこと。