パレルモが21歳のベネズエラ人アタッカー、マヌエル・アルテアガの獲得を決めた。スペインのパスポートを持つ同選手は、18ゴールを決めてシーズンを終えたところだ。

パレルモのマウリツィオ・ザンパリーニ監督は、約80万ユーロ(約1億1000万円)で完全移籍での獲得を決めた。左利きのパワフルなセンターフォワードは、母国でガブリエル・バティストゥータと比較されている。

アルテアガはU-17ワールドカップでのブレイクを経て、18歳のときにイタリアに来たことがある。パルマに所属した。セリエAではデビューしていないが、ヴィアレッジョトーナメントで準決勝進出に貢献した。だがシーズン後、パルマは70万ユーロ(約9000万円)での買い取りオプションを行使しなかった。当時、パルマは財政問題が浮上してきたところだった。

アルテアガは12月27日にパレルモ入りし、メディカルチェックを受ける。クラブはウロシュ・ジュルジェビッチの回復を待つ間、アルテアガをアルベルト・ジラルディーノの控えとする予定だ。