ベルギー代表、ついにFIFAランキング1位へ!実現すれば5年半で67ランクアップ

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才能豊かな若手選手を次々と輩出するベルギー。

エデン・アザールやヴァンサン・コンパニ、ティボー・クルトワといった世界最高峰の選手を数多く揃え、この夏の移籍市場でもケヴィン・デ・ブライネやクリスティアン・ベンテケなどのベルギー人選手が高額な移籍金で話題をさらった。

2014年のワールドカップでベスト8に進出し、強豪国の仲間入りを果たしたそんなタレントの宝庫が、ついに世界No.1の称号を得ることになりそうだという。

現在ヨーロッパではEURO2016に向けた予選が行われており、13日、グループBの最終節が行われる。

先日行われたアンドラ戦に勝利したことですでに本戦出場を決めているベルギーだが、最終節であるイスラエル戦に勝利すれば、来月発表されるFIFAランキングでトップに躍り出ることになるようだ。

今月1日発表の最新のFIFAランキングでベルギーは3位につけていた。

1位はアルゼンチンで2位はドイツなのだが、アルゼンチンは先日行われた2018年ワールドカップ南米予選のエクアドル戦に敗れており、ドイツも8日に行われたEURO予選でアイルランドに0-1と敗れている。

このため、もしベルギーがイスラエルに勝利すれば11月発表のFIFAランキングで首位に立つことが間違いないのだと、英国各紙は伝えている。

ベルギーのFFAランキングの推移

【赤線がベルギーのFIFAランキングの推移、青線が日本の推移】

FIFAランキングが作成されたのは、1993年のこと。

以降ベルギーは50位以上をキープし続けてきたのだが、2004年以降に低迷期を迎え、2007年6月には過去最低となる71位を記録。その後も2009年から2010年にかけて68位を2度記録したのだが(2009年10月と2010年3月)、仮に1位になればそこからわずか5年半で66ランクもアップしたことになる。

確かにFIFAランキングはあくまで目安であるが、それでも試合結果をもとにしている。1位に輝けば、きっとベルギー国民も誇りに思うはずだ。

ベルギーのEURO2016予選の最終節イスラエル戦は、ブリュッセルで行われる。

※2010年3月には、FIFAランキングが2度発表されている模様(ベルギーは66位と68位)