【第37回】海外旅行ではクレジットカードのキャッシングが一番おトク!その理由とは?

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前回はクレジットカードの海外旅行保険について紹介しました。今回は海外でのキャッシングについて紹介します。

キャッシングというと、あまり良いイメージはないかもしれません。年利18%程度の金利がかかるため、日本国内で利用するのは×。ただし、海外の場合は、実はキャッシングを使うのが一番おトクなのです。

なぜおトクなのか?

キャッシングの年利は18%程度ですが、これは年利ですので、早く返せば18%もかかりません。例えば1か月借りた場合(18×30)÷365=1.48%程度の金利です。

1.48%でも十分高いのですが、空港での両替の場合は更に高額なのです。例えば、ちょっと古いデータですが、2013年1月24日の両替レートを見てみましょう。

イギリスの通貨ポンドを見ると円⇒ポンドは1ポンドが151.19円ということです。例えば10万円をポンドに両替すると10万÷151.19=約661ポンドということです。

逆にポンドから円に両替する場合は1ポンドが128.79円となります。先ほど両替した661ポンドをそのまま円に両替すると、661×128.79=8万5130円にしかなりません。つまり、両替手数料として、往復1万4870円も必要ということですね。片道でも7.5%弱の手数料ですから、クレジットカードの1.48%程度の金利は格安です。

実際のキャッシング方法は?

現金がないと不安という方も多いのですが、よく考えると出国前に現地通貨を保有している必要はありません。機内でも現地通貨を使うことはなしですので、入国後に現地通貨を調達しても遅くないのです。

では、入国後はどうすれば良いでしょうか? 空港には必ずATMが設置されています。ATMにはいろいろなマークがついています。

写真のATMの場合は「MasterCard」「Maestro」「Cirrus」「Visa」「PLUS」「UnionPay」「MEPS」のロゴがあるため、これらのマークが有るクレジットカードやキャッシュカード等が利用できると言うことです。

クレジットカードには「MasterCard」や「Visa」があるためわかりやすいですが、実は「Cirrus」や「PLUS」というのはキャッシュカードに付いている場合もあり、キャッシュカードでも利用可能です。例えば、新生銀行やシティバンク銀行のキャッシュカードには「PLUS」のロゴがありますので、写真のATMは利用可能となっています。

利用可能なATMを見つけたら、カード挿入口にカードを入れます。ATMによっては日本語を選択できる事もありますが、英語でも引き出せるように「WITHDRAWL」という単語を覚えておきましょう。それだけ覚えておけば何とかなります。

海外のATMの操作が不安であれば、出国前にVisaが用意している動画を見ておくと良いですよ。参考(https://www.youtube.com/watch?t=12&v=lBmPpn4dMc4)

帰国後はできるだけ早く明細を確認すること

帰国後はオンラインでキャッシングの明細を確認しましょう。確定値ではなく、速報値や未確定分などと表示がある箇所です。海外キャッシングの明細が出てきたら、カード会社に電話します。

支払日まで待つと、支払日までの金利が発生するため、事前に返済したいと伝えます。手数料を再計算して、振込金額と口座を教えてもらえるので、直ぐに振り込みます。支払日までの金利はかからなくなるため、支払う手数料が少なくなります。

筆者も実際に海外に行った時に計算してみましたが、5万円程度キャッシングしたところ、空港で両替するよりも、約6000円以上安く両替することができました。

最後に注意。海外旅行に行く前には必ずキャッシングが可能なクレジットカードなのか、また、現在のキャッシング枠を確認しましょう。キャッシング枠がないカードや、自ら0円に設定している場合はキャッシングすることができません。

オンライン明細でも確認できますし、電話で確認することも可能です。

海外旅行となると、旅行中の"おトク"を意識しにくくなりますが、しっかりおトクも考えて楽しい旅行にしてください。