視聴率1ケタ!「27時間テレビ」メインを務める「めちゃイケ」への不安

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 5月9日に放送されたバラエティ番組「めちゃ×2イケてるッ!2時間SP」(フジテレビ系)の視聴率が8.0%を記録したことがわかった。

 今回のSPでは道端に置いたお金が誰にも拾われなければ倍になるという、過去の人気企画「もってけ100万円」が復活。かつては定期的に放送されていたものの、賭博や横領罪に当たるのではないかとクレームが相次ぎ、長年封印されていた企画である。久々の人気企画が放送されるとあって高視聴率が期待されたが、結果は1ケタとなった。

「過去に『もってけ100万円』が人気だった理由は、当時の矢部浩之が今ほど売れておらず100万円に重みがあったというのもあるでしょう。しかし、現在はコンビ以外にも多数のレギュラーを持つ売れっ子。また今回、ゲストで参加した坂上忍もみずから『バイキング』(フジテレビ系)で年収が1億以上あることを示唆しています。そのため経済的余裕のある彼らが数十万円を失っても痛手は少なく、企画の緊迫感が薄れたことで視聴者が離れたのでは」(テレビ誌記者)

 また今回の企画は賭博ではないとアピールするためか、出演者から利益を回収したりなど、中途半端なオチとなったこともネットでは批判の声が挙がっている。そんな「めちゃイケ」だが、今年の27時間テレビではメンバーが総合司会を務めることが発表された。

「もともと今年の27時間テレビは、60歳を迎える明石家さんまが総合司会を務めるプランがあったようです。しかし彼の出演する舞台と重なるため、どうしても通しで出演することが不可能になった。そこで白羽の矢が立ったのが『めちゃイケ』チームです。しかし近年、『めちゃイケ』の視聴率は低迷しているため、メインを任せることへの不安の声が局内でも広がっています」(業界関係者)

 放送開始から19年目に突入しているフジの看板番組「めちゃイケ」。27時間テレビの結果次第では打ち切り話も持ち上がってしまうかもしれない。