産労総合研究所の「育児・介護支援制度の最新実態」の2011年度調査によると、育児休業の最長期間は企業規模による差が大きく、大企業の6割は法定を上回る期間を設定していることが分かった。法定の育児休業期間は、原則、子どもが満1歳に達するまでとなっているが、実際に企業が定めている育児休業期間の最長期間を聞いたところ、法定通りとする企業は約8割(77.3%)となっている。企業規模別に見ると、中小・中堅企業では9