厚生労働省が発表した毎月勤労統計調査(速報、事業所規模5人以上)によると、8月の残業などの1人当たりの所定外労働時間は、製造業で前年比0.7%減の13.8時間となったことが分かった。製造業の所定外労働時間は、東日本大震災が発生した3月から減少が続いた後、7月は5カ月ぶりに増加したが、8月は再び減少に転じた。全産業平均の所定外労働時間は、前年同月比2.1%減の9.6時間で、2カ月続けての減少。一方、8月の1人当た