帝国データバンクの調べによると、東日本大震災の影響による企業倒産は7月末時点の累計で258件で、取引先の被災や消費自粛による売上減などの「間接被害型」が9割を占めていることがわかった。震災発生から約5カ月の時点で、阪神大震災時の状況と比べると約2.5倍の発生ペースとなっている。7月は49件で、集計開始後初の前月比減少となった。倒産の理由では、「得意先被災等による売上減少」(85件)、「消費自粛のあおり」(