厚生労働省が発表した6月の毎月勤労統計調査(速報、事業所規模5人以上)によると、6月の残業などの1人当たりの所定外労働時間は、前年同月と同じ水準の9.7時間となったことがわかった。製造業の所定外労働時間は、同0.7%減の13.5時間。4カ月連続の減少となったものの前年の水準に戻りつつあり、東日本大震災で落ち込んだ生産活動に回復のきざしが見られる結果となった。6月の1人当たりの現金給与総額は前年同月比0.8%減の