米国労働省が発表した雇用統計(季節調整済み)によると、11月の米国失業率(軍人除く)は、前月から0.2ポイント低下の10.0%となり、失業率の悪化に歯止めがかかった。景気との連動性が高い非農業部門の雇用者数(季節調整済み)は、前月から1万1000人の減少にとどまり、前月の11万1000人減から大きく改善した。 産業別に見ると、製造業・建設業関連は6万9000人減と引き続き厳しい状況となってい