「Etisalat National League」と呼ばれる、アラブ首長国連邦1部リーグは今シーズンの10節目を終了した。そして、全12チームのうち10人の監督のクビが飛んだ。アラブの掟は厳しい。オイルマネーが余りまくっている砂漠の王族たちは、監督たちに猶予を与えるどころか1敗することすら許さない。幸運にも生きのびている監督2人のうち1人は、かつて鹿島アントラーズを指揮した、あのトニーニョ・セレーゾだ。セレーゾ率いるアル・シ