YouTubeチャンネル「火葬場談義(旧下駄のチャンネル)」が、「燃料費が倍になっても火葬料金がかからない理由」と題した動画を公開した。元火葬技師の下駄華緒と元火葬場職員のパンダ企画が、火葬における時間や燃料費と、遺族が支払う料金の関係性について明かした。

動画中盤、視聴者から寄せられた「燃料と時間を3倍使っていても、火葬料金は1時間の場合と同額なのか」という質問を紹介。パンダ企画は「商売ではないので、お1人いくらなんです」と説明し、時間が長引いても火葬料金は「同額です」と即答した。火葬場は基本的に市民サービスとして成り立っており、燃料代は運営側が気にする要素であるため、遺族に追加料金が請求されることはないと明言している。

続いて話題は、遺体の体格による「燃費」の違いへ。脂肪が多く「自燃」する遺体の場合は、バーナーを止めて待機する時間が生じるため、「意外とガスの量少なかったりする」とパンダ企画が解説。これに対し下駄も「筋肉質の方の方が燃費悪いですよ」と同意し、ガスを出し続けないと炉内の温度が上がらないという、現場ならではの専門的な視点を披露した。

さらに、暇な火葬場では職員間で「火葬時間」や「燃料の使用量」を競い合うこともあるという裏話も飛び出した。一方で、下駄が働いていたような稼働率の高い火葬場では「燃費とか言ってられない」と語り、次々と遺族が訪れるため、ガスを全開にして少しでも早く火葬を終える必要があると実情を明かした。

終盤には、燃料費が高騰しても現場の職員の財布から出るわけではないとし、下駄は「できれば無料でええと思うんやけどな」と本音を吐露。知られざる火葬場のリアルな実態と、そこで働く元職員ならではの率直な価値観が垣間見える動画となっている。

チャンネル情報

火葬場という場所を明確に伝える為、元火葬場職員が語る火葬場で起こっている実際の出来事や体験談をお伝えします。 ショッキングな内容を含む恐れがある為、苦手な方は視聴をお控え頂きます様よろしくお願いいたします。