不動産投資を始めようと考えたとき、まず頭を悩ませるのが融資の壁だ。頭金として2~3割を求められ、資金計画が思うように進まないという声は少なくない。金融機関ごとに審査の傾向は異なり、名前を知っているだけでは十分に使いこなせないケースもある。そんな中、地方銀行でありながら全国の個人投資家から注目を集めているのが滋賀銀行だ。不動産投資アドバイザーの木村洸士氏は、この銀行が用意する融資商品について、知っているかどうかで結果が大きく分かれると語る。
 
木村氏によれば、滋賀銀行の商品は個人名義での利用が前提で、会社員から自営業者まで幅広い属性が対象になるという。ただし窓口に相談すれば希望通りの融資が引き出せるわけではなく、審査には独自の傾向があるとされる。中でも軸となっているのが「土地重視」という考え方だ。利回りの高さだけで物件を選んでしまうと融資額が思うように伸びない場合があり、木村氏は評価の基準を路線価という指標に求めるべきだと説く。建物の価値がゼロに近づく築古物件であっても、土地の評価次第で結果は大きく変わるというのが要点だ。
 
さらに見過ごせないのが、申し込み回数に上限がある点である。条件に合わない物件を繰り返し持ち込むと、一定回数で審査自体を受けられなくなるリスクがあるという。木村氏は、闇雲に物件を当てるのではなく、金融機関が好む条件をあらかじめ理解した上で動くことの重要性を強調した。加えて、条件に合う優良な物件は市場に出回る前に取引が決まってしまう傾向が強く、情報網の有無も結果を左右する要因になるという。属性による評価の補い方や、融資期間を左右する要素にも触れられており、初心者がつまずきやすい落とし穴を丁寧になぞっている。
 
アフタートークでは、利回り18%超、土地割合約7割の物件を5,000万円弱でフルローン以上の融資を受けて購入した事例が紹介されている。土地評価と属性、そして情報網という三つの要素の掛け合わせが、どのような結果を生むのかを示す具体例だ。融資の仕組みを正しく理解しているかどうかで、同じ物件を前にしても得られる結果は大きく変わってくる。これから金融機関選びや物件の見極め方を模索している人にとって、参考になる点が多い。

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会社員から24棟家賃年収5000万円を実現し独立。 現さくらいふ株式会社 代表取締役。他4社経営。 不動産投資歴は15年、主催する不動産投資セミナーは[5年で10000人]が受講。 唯一無二のスキルをもつ業界の有名講師・きむ兄(木村 洸士)が 不動産投資を志す方に役立つ情報をお伝えしていきます!