日銀の追加利上げは、見送りの公算が大きくなっています。日銀は30日から2日間、金融政策を決める会合を開き、経済や物価の情勢について議論します。現在0.25%程度としている政策金利のさらなる引き上げの判断をめぐって、植田総裁は「時間的な余裕がある」との姿勢を崩していません。こうした中、衆議院選挙で与党が過半数割れし、国内の政治情勢が不安定なことに加えて、大統領選挙を間近に控えたアメリカ経済の動向をめぐって