政府は29日に発表した10月の月例経済報告で、景気判断を据え置きました。「一部足踏みが残るものの、緩やかに回復している」とする表現を3カ月連続で維持しました。項目別では、「生産」を9月の「持ち直しの動きが見られる」から「このところ横ばいとなっている」に引き下げました。半導体製造装置の生産増加が一服したことなどを受けたもので、2024年2月以来、8カ月ぶりの下方修正となりました。