公明党の山口那津男・前代表が衆院選の応援に引っ張りだこになっている。巧みな弁舌は健在で、弁士としてフル稼働している。山口氏は公示後、計10都府県の応援に入った。日本維新の会と公明が小選挙区で激戦を演じる大阪府、兵庫県を2回ずつ訪れたほか、比例選の重点区も回り、票の掘り起こしに励む。比例選から埼玉14区に転出した石井代表が自身の選挙区への張り付きを強いられており、15年間「党の顔」を務めた山口氏