長編小説『地図と拳』で直木三十五賞・山田風太郎賞をW受賞するなど、注目を集める作家・小川哲氏が最新作『スメラミシング』(河出書房新社)を10月10日に刊行する。同作には宗教をテーマとした6作の短編を収録。SNSで活動する陰謀論者のオフ会を描くサイコサスペンス「スメラミシング」、七十人訳聖書に隠された衝撃の秘密を明かす歴史空想小説「七十人の翻訳者たち」、神が禁忌とされた惑星の不都合な真実を突き止める