自民党執行部は、派閥の政治資金規正法違反事件に関係して処分した衆院議員らを衆院選で原則公認することを巡り、世論の反発は避けられないとみて対応に苦慮している。衆院選が目前に迫り、議員らの個別聴取もできない見通しで、野党は厳しく追及する構えだ。「党の決まりに基づいて対応することが大事だ。一時的な感情で処理することはあってはならない」森山幹事長は4日、処分を受けた議員に対する公認の可否について、党